河瀬ビジネスサロン ライフワークを育てよう!

コーディネイター河瀬謙一@SOHO CITY みたかからの発信。
お金をかけない起業と経営で豊かな人生を!

頭がいい経営とは-5

2005年11月05日 | Weblog
アイディアはどこから来るか、の話し。

私の作品テーマは手作りの万華鏡で3万円。2-3年のうちに、私鉄沿線の駅前に店を出そうと計画している。

そこで先日も社外のプロフェッショナルに加わってもらい、店のゾーニングと品揃えについて数日話し合った。

その結果店舗運営のためにはいくつかの派生品が必要となったが、万華鏡はともかく、そのほかの商品がどうも頭の中にはっきりと浮かばない。

こんなときは脳みそが疲弊するほど、考えられるだけ考えるようにしている。というかこの場合はそうせざるを得なくなった。何日も考え続ければ頭がボーっとしてくる。大変つらい。それでも考える。きっかけを探す。これを繰り返した後、突然「これだ」という単品ではないラインナップが一挙にイメージされる。私のアイディアの出方にはこの傾向がある。

そもそもターゲットを万華鏡に絞ったときもそうだった。このごろは地方紙などのインタビューを受けるが、決まって聞かれるのは「どうして万華鏡を作ろうとしたのか」ということ。

ものづくりは子供のころから苦にならないが、なぜ万華鏡になったかは私にもわからない。で、返答に困りモグモグしてしまう。市場性、造作の仕組み、応用、利益性など、様々な要素があるがそれは後からでも付け加えられるモノばかりだ。

実は20年くらい趣味で園芸を楽しんでいる。その花のイメージが万華鏡に似ているということもあるかもしれない。でも本当のところは「突然」ということ意外、私本人にもわからない。

ただあえて推測を書けば頭の中では「新しい組み合わせ」を行っているような気がする。それには少々時間がかかるようだ。だから個々の要素は普段から頭の中に入っており、それが何かの拍子につながり「あ、そうか」となるのだ、としておこう。

つまり私にできることは、普段から気になったモノ・コトはアタマに突っ込んでおくこと。必要なときには「あきらめずに考え続けること」、の2点である。

ついでに書けば、新しい組み合わせは「オリジナル」という意味でもある。
コメント
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