2014年7月16日 富浦 Day 2

2014年07月16日 | 風の旅人日乗
今日から実習開始。
母校の一年生を教えるために、
様々な海のプロたちが
講師として集まっている。

その様子を側で見ているだけで、
すごく勉強になる。

ここではサポートに
全力を尽くすだけだけど、
セーリングのプロも、
がんばるべきところでは、
頑張らなきゃな。


2014年7月15日 東京湾フェリー

2014年07月15日 | 風の旅人日乗
昨日の相模湾でのセーリング。



前半の、南風に向かって
のぼって行くときは、
風速16~19ktの
最高のクローズホールドを
楽しめたのだけど、

舌なめずりをしながら
ジェネカーを揚げたとたん、
風が落ちてしまった。
ちょっと、残念。

本日は、
東京湾フェリーに乗って
房総半島へ。

大学の合宿授業のサポート。

2014年7月14日 若い力

2014年07月14日 | 風の旅人日乗
昨日は東京湾でヨットレース。
新しく入った若い力に感激。

自分が、
このスポーツの魅力に
取込まれてしまった頃のことを思い出す。

自分が取り組まねばならない課題にも
気が付く。

ところ変わって。

北の大地の散歩写真日記その2。





星のカタチの城塞を散歩した翌日は、

まずはあの山を目指して出発。



北前船の船種だとか、



高田屋嘉兵衛だとかに、



ちなんだ名前の看板が多いのは、
やはり、
地元のことを誇りにしている
人たちが多い、ってことでもあるのかな。

石畳の坂をのぼる。
映画で見た光景が広がる。

その昔、
『居酒屋兆次』
って、山口瞳さん原作の、
高倉健さん主演の映画も
この町が舞台だったな。
健さんがヘリーハンセンのジャケットを着た
格闘シーンもあったな。









山の麓のロープウェイ駅まで行って、
引き返す。



この山には登山道があるというから、
次の機会あれば、歩いて登ろう。


この町からの帰り道、
日本海の方向に
美しい夕焼けが広がった。



反対側の窓からは、
昇ったばかりのスーパームーンが見えた。


さて本日、
逗子マリーナから出す艇は、
これ。



どんなボートなのかな?
相模湾にはいい南風も入ってきそうだし、
楽しんで来よう。


2014年7月10日 台風8号

2014年07月10日 | 風の旅人日乗
朝起きて、
台風8号情報を見る。
過去の予想よりスピードを上げて
東進するらしい。まずい。

でも念のため
実況天気図と24時間後予想天気図を見る。
24時間後には



台風が台風たるべき真円に近い等圧線は
崩れていて、中心気圧は990台。

関東地方に接近する48時間後には



東側の気圧傾度が少し急になるが
中心気圧は990台のまま。
中心付近の風速も、30kt台。

予想通りだとすれば、
これは通常の温帯低気圧と変わらない。

ただし、北にある別の低気圧と一緒になると、
その気圧を維持する、あるいは再び発達する
可能性はゼロではない。

明日明後日と無駄足になる可能性はあるが、
このまま衰えれば、
明後日はセーリングできる可能性も、
結構高い。

予定通り、羽田空港に向かうことにする。

2014年7月7日 プラダ始動。

2014年07月07日 | 風の旅人日乗
第35回America's Cupに向けて、
プラダをメインスポンサーに擁する
イタリアのルナロッサが始動した。

20年前までは、
テロリストたちの巣窟と恐れられていた
サルディニア島南部のカリアリに
ベースキャンプを建設している。




第35回アメリカズカップに連結する
ワールドシリーズでは、
今回もAC45クラスが使われるが、
今回からはハルシェイプ以外の
AC45のすべてのコンポーネントに
全面的改造が認められるようになった。

ルナロッサは、所有する2隻のAC45
のうちの1隻のフォイルとラダーと
その駆動システムを改造し、

AC45クラスをフォイリングカタマランに
変身させた。




2014年7月5日 1週間前のこと

2014年07月05日 | 風の旅人日乗
先週から始まった東京海洋大学海洋工学部の体育授業、
『生涯スポーツ(I) SAILING』での様子を、
自分用の記録としてここに書いておくことにする。



実技講習の前日、6月27日、
海洋工学部の越中島キャンパスの教室で、
まず、1時間半の座学。

柿沼さんに手伝ってもらって制作した
パワーポイントを使って、
人類の歴史とセーリングの関わりについてと、
日本にもセーリング文化が古くから発達していたことを、
最初に伝えた。



人類固有の技術であり文化であるセーリングを
現代人が学ぶことの意味を、
若い世代の学生たちに感じ取ってもらいたかったから。

続いて、
現在の最新のセーリング技術を、
昨年のアメリカズカップなどの
テクニカルな動画と資料を使って伝え、
最後に、翌日からの実技で使う艇の図版などを使って、
セーリングの基本的なメカニズムについて話をした。

チームニシムラのメンバー2人も、
座学を傍聴してくれた。

座学の翌日、
場所をプールに移して実技講義の第1日め。



昼休みを挟んで朝9時から午後4時まで、
みっちりとセーリング・カリキュラムを組んだ。



村橋さん、池本さん、古山さん、白井さんの、
大学各OB、OGに
インストラクターになってもらった。



実技は3日間の予定で行なわれる。
実技講習の最終目標を、
『学生たちがセールトリムと操舵を一人で行なって、
自在に艇を操ることができるようになること』
と設定している。



初日のこの日は、各インストラクターが
マンツーマンでセールトリムと操舵の基本を伝えた。



夕方には、学生それぞれがセールトリムと操舵を、
別々であれば、なんとかこなせるまでになった。



各インストラクターの
ていねいで分かりやすい指導のおかげで、



すべての学生ともに素晴しい上達ぶりだった。



実技講習2日め、3日めは、
自分の仕事の都合で、
丸1ヶ月あいだが開いてしまうが、
7月最終週に行なう予定。