朝4時半過ぎ
寝床の中で目を覚まし
時分どきを推し量りながら
浜に走りに行かにゃならんなあ
なんてグズグズしつつぼんやりしていると
風の音ともとれそうな
微かな音
それが屋根を打つ雨粒の音だと分かってすぐに
それは激しい雨音に変わった
週明けからいきなり雨か
こりゃあ走れないなぁ
なんて
残念がりつつ
少しうれしいのはなぜだ
昨日のセーリングで
はしゃぎすぎて海に浸かり
塩まみれになった次世代たちのセーリングウエアは
浴室で塩出ししたままだけど
とりあえず今日は浴室の中から出せないなぁ
なんてえことを考えながら起き出す
ちょっと気が重いのは
雨のせいだけではなくて
本日の仕事予定のせいだ
傍目には優雅に見えそうな
お客様を相手にするこの仕事
そんな相手がすべて紳士というわけではない
常識を疑う行為に出るお客様も
少なくはない
ま
雨のち晴れの天気だってある
がんばりましょ