まだ暗い朝6時にオークランドを出て、ある港町まで行って仕事を済ませたあと、
あるヨットのマストヘッドユニットの交換を手伝うという用事もあって、
ちょっと懐かしい町まで足を伸ばす。
フィティアンガ。
もうずいぶんと前、アメリカズカップに辿り着けないままに敗退したあと、
ニュージーランドをあちこち歩いているときにふらりと立ち寄った町。
この時期の、雨の多いニュージーランドって、ひとたび日が射すと、雲がとてもきれいだ。
山峡をクルマで走っていると、山ひだからピチピチに若くて清潔そうな雲が涌き出しているのが見える。
1000年前にマオリの人たちがこの島々を見つけて、アオテアロア(白く長い雲)と名付けたのも、
この季節だったのかな。
これは今回の飛行機がニュージーランド北島にアプローチしているときの夜明け前。
翼の上に金星と木星。写真には写らなかったけど、その上にすばる。
現代の日本人は、星を読むこともなく、この島に掛かる雲を愛でることもなく、
一晩で簡単に太平洋を渡ってやってくるのだ。
フィティアンガからオークランドに帰り着いたのは、冬の日もとっぷりと暮れた夜の8時。
スーパーマーケットに寄ってレンジでチンの夕食を買う。
あるヨットのマストヘッドユニットの交換を手伝うという用事もあって、
ちょっと懐かしい町まで足を伸ばす。
フィティアンガ。
もうずいぶんと前、アメリカズカップに辿り着けないままに敗退したあと、
ニュージーランドをあちこち歩いているときにふらりと立ち寄った町。
この時期の、雨の多いニュージーランドって、ひとたび日が射すと、雲がとてもきれいだ。
山峡をクルマで走っていると、山ひだからピチピチに若くて清潔そうな雲が涌き出しているのが見える。
1000年前にマオリの人たちがこの島々を見つけて、アオテアロア(白く長い雲)と名付けたのも、
この季節だったのかな。
これは今回の飛行機がニュージーランド北島にアプローチしているときの夜明け前。
翼の上に金星と木星。写真には写らなかったけど、その上にすばる。
現代の日本人は、星を読むこともなく、この島に掛かる雲を愛でることもなく、
一晩で簡単に太平洋を渡ってやってくるのだ。
フィティアンガからオークランドに帰り着いたのは、冬の日もとっぷりと暮れた夜の8時。
スーパーマーケットに寄ってレンジでチンの夕食を買う。