鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

独居高齢者宅への弁当配布事業

2014-11-27 | 板荷

 11月25日、板荷地区コミュニティ推進協議会では、今年度始めて「独居高齢者宅への弁当配布事業」をスタートいたしました。この事業は、地区内で一人暮らしをされている高齢者のお宅に月1回お弁当を届けながら、体調や暮らしぶりに変わりがないかなど安否確認などを目的としています。

 配達は板荷地区民生委員児童委員協議会の皆さんが担っています。

 先ずはお弁当に掛け紙を付け、担当者ごとに必要分を袋詰めします。

 事前に用意しておいた順路表を確認します。板荷地区の場合、7人の民生委員児童委員のうち、6人が配達員で1人を休みにしています。これは病気や急な用事で配達に行けないという事態を避けるためです。お弁当の希望者は24人のため1人が2軒から5軒程度を回ることになります。

 今日のお弁当はエビチリ・サバのフライ・野菜炒め・卵焼き・サラダ・フルーツなどこんなに彩りよく盛られています。お年寄り向きのメニューもあるようですが、お年寄りだからといってお肉が嫌いな人ばかりではありません。そのため一般の方向きの献立としてもらっています。お弁当の掛け紙と次回の訪問日を書いた注意書きはこんな感じで作成しました。

 始めての訪問前に皆さんでパチリ。 これが出陣式です。

 始めての取り組みなので、配達の様子を冨久田さんの了解をいただき記録させていただきました。冨久田さんのお宅へは向田会長が配達しました。この様子は社協だよりでも取り上げてくれるようです。担当の菊池さんと福田さんが駆け付けてくれました。

 長い人でも1時間以内に配達完了。コミセンまで戻ったら謝礼の意味を込めて、配達したお弁当で会食です。配達した時の様子など情報交換していただきました。(お弁当を待ちわびていた方やお茶でもと熱心に勧められたなどの報告がありました)

 板荷地区では市内17地区社協の最後発でこの事業をスタートすることになりました。これは第2期地域福祉活動計画に基づくもので、他の地区のいいところをチョイスし何度も打合せをしスタートにこぎつくことができました。

 配達する方の負担軽減、弁当作成の確実性などを考慮し、茂呂にある東京愛隣会さんが作った弁当を配達する手法としました。東京愛隣会では障害のある方がその程度に応じてお弁当作りなどの作業をしているので、福祉的な意味合いも強くベストの選択であると考えています。

 この事業は長く継続できるように関わっていただいた方々からご意見などをいただいき、カイゼンを重ねがら進めていきたいと思っています。