行政視察(板荷の鳥獣被害対策)
7月25日(火)に三重県四日市市議会のみなさんが、板荷地区に行政視察にいらっしゃいました。
なぜ、板荷地区なのかというと、平成27年2月に第2回全国鳥獣被害対策サミットの鳥獣被害対策優良活動表彰で農林水産省生産局長賞を受賞した自治会と地元食品小売業者による有害鳥獣対策についての視察だったからです。
内容は、平成24から25年度にイノシシによる農作物被害が顕著であった上板荷5区から9区の住民と地元のスーパーであるヤオハンさんとが協働でワイヤーメッシュ柵を約9.2㎞余り設置することでイノシシ被害が軽減しただけでなく、板荷でできた柚子や小ナスをヤオハンさんの店頭で販売していただくという成功事例です。
本事業の代表で約3年間に渡り色々とご苦労いただいた齊藤さんがプレゼンテーションしてくださいました。
詳しくは、平成27年3月4日のデジコミ【平成26年度鳥獣被害対策優良活動表彰&受賞プレゼン】をご覧ください。
四日市市は電気柵が多いらしく、ワイヤーメッシュの効果に関心が高く、質疑も活発に行われ、現場を視察して終了となりました。
余談ですが、鳥獣対策後に生産につながった板荷小ナスを当日持参したところ、すべてお買い上げいただいたとのことでした。