次の予定まで約3時間も空いてしまいました。はて、どうするか。それなら本屋さんに行くのが一番というわけで、立ち読みではなく、コーヒーを注文すればどの本でも自由に読める本屋さんに行きました。結構な人で少々待たされた結果、カウンターの席にどうぞと案内されました。目の前でいくつかの沸騰しているサイフォン、いろんな注文に応ずるスタッフの動き、本を読むにはいささか環境はよくありません。
五木寛之の「親鸞・上」を読み始めました。まだ幼い親鸞の破天荒な活動ぶりが描かれていて引きずられるように読み続けていきました。しかしタイムアップ。半分くらい読んで本屋を後にして次の予定のところにいきました。
突然2~3時間という大きな時間が出来てしまうといささか戸惑います。映画にしては時間不足。デパートめぐりも疲れるだけ。そんなときは本屋さんにいくのに限る、と思うのですが、それも一冊の本を読むほどの時間は取れません。こころ引かれながら読み残してしまう事になります。でも結構充実した時間でした。こうして無駄のような時間を無駄なく過ごすことを身に着けておかないとベンチ族になってしまうのです。
やさしいタイガー
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