昨日は久しぶりにかつて映画好きの仲間で例会をもっていた「シネマの会」がさらに新しい方を加わえて再開の機会を持ちました。8人ほどのメンバーでそれこそワイワイガヤガヤ時の経つのも忘れて大いに飲み、食べ、おしゃべりをしました。中には数年ぶりくらいに会った方もいて、懐かしさとお誘いを受けた感謝で満ちた楽しい時間をすごしました。
みんな似たり寄ったりの年齢の人ばかりですが、それぞれに時間を有効に使い、人生を楽しんでいる話に刺激を受けたり、感心したりして聴いていました。幾人かの方から「ちっともお変わりになりませんね」と声をかけられると、信じていいのか、自分自身に疑ってみたりして、少々複雑な思いでした。
確かに参加した方はどこか生気があって忙しく日々をすごしている様子が手に取るように想像できるのです。これは多分いつも誰かと話す機会を持っているか、誰かと何かを活動しているか、とにかく動いているからでは、と思うのです。加齢とともに活動や対話の機会が少なくなっていくと、生気をなくすようです。「ちっともお変わりになりませんね」と素直に受け止めるには、億劫がらずに人と会って声を出す心を用意しておくことが大切だと教えられた気がしました。映画の話はお酒のつまみのようなものでした。
やさしいタイガー