ミャンマーと中国四川省を中心とした災害は、いまだに緊急支援の段階で,あの惨状を見るととても復興の段階には程遠いようです。ミャンマーはやっと海外からの人的支援を受け入れたものの軍部の横流しやワイロでいっこうに被災者に行き渡っていないと報じられています。どこの国の政治関係者もどんなときでも疑念を抱かせるような行動をとるのは、最低の人間の姿を世界に見せつけているようでなんとも悲しいことです。
ミヤンマーはかつてビルマといわれていた戦後すぐ、日本が敗戦国とくとして初めて海外援助国として賠償金を支払った経緯があります。政治体制の変化は人の関係も冷たくしてしまいます。
それにしても今死ぬか生きるかにある人々が数百万人以上も居るというこの現実をなんとしても乗り越える対策を理屈ではなく「世界のこころ」として何とか届けられないものかと、苛立ちを感じる人も少なくはないでしょう。同時に募金募金と巧みに便乗することに十分監視しながら適切に善意を届けたいものだと思います。
やさしいタイガー
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