また自民党議員が暴言を吐いた。自民党の穴見陽一衆議院議員は、 衆議院厚生労働委員会で参考人として出席したがん患者の男性が 意見を述べている際、「いい加減にしろ」と発言したのである。
新聞は大きく取り上げていた。報道機関が何も問題に感じなければ 私たちの目に止まることなく見過ごされてしまう出来事だった。 彼はいったい何を考えているのか。
どう見てもこんな議員は許せないし、もはや議員の資格はない。 即刻議員をやめて国会から去るべきだと、ぼくは怒りを込めてそう思う。
こともあろうに、彼は地元大分のがん研究振興財団の理事だという ではないか。かれは肺がんステージ4の参考人の男性が、「4、5年先 には全面禁煙にできればよい」と控えめに語っている最中に発した。
参考人の方は、患者として苦しむ日々であろうことはぼくもがんを 抱える身だけに痛いほど理解できるが、そんな苦悩をまるで無視した ような発言は謝って済むものではない。
穴身という男は喫煙者らしい。大分県選出の議員だということだが、 大分の有権者は黙って見過ごしてはいけないと思う。
近年議員の質は低下や劣化が激しく、しかも十分に審議しない不消化な 法案を次々強行採決する態度は目に余る思いあがった行為だ。 だからこんな議員が発生して行くのであろう。一人の市民としてここは どうしても黙っておくわけには行かない暴挙に声を大にして怒る必要が あるのではないか。悲しき日本だ。
やさしいタイガー
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