さて、クイズのつもりで当ててみよう。観光振興を巡って「がんは学芸員」といった大臣は。 沖縄辺野古移転に反対する人々に対して「ポジショニング’(自分に都合の良い発言)」と 言い放った大臣は。
原発事故で帰れない自主避難者に対して「本人の自己責任。不服なら裁判でも何でも やればよい」と暴言した大臣は。 南スーダンに派遣されている自衛隊の現場の状況を めぐって「戦闘状態」を「紛争」とフェイクした大臣は。 そして台風被害地に行った際、 長靴を忘れたのか、役人におんぶしてもらって復興政務官の「長靴業界はだいぶ儲か ったのではないか」といった人物tの名は。
初めは山本地方創生相、2番目は鶴保沖縄・北方相、3人目は今村復興相、そして 稲田防衛省、だらしない発言をしたのが、務台元復興政務ということだ。官房長官は 「謝っているので更迭するつもりはない、引き続き政務にあたってもらう」と言い放った。
何とも悲しい発言ばかりだ。私はがん患者で目下継続治療中の身だが、「がん」といわ れると、出来ればこの世からなくなってほしい病だ。だが今では排除ではなく、がんと向き 合って生きていく強い自分でなくては、と祈りつつ歩んでいるつもりだ。
こうした心無い発言の裏には、本人の本音が隠されていることを誰もが見抜いている。 相次ぐ失言や暴言、妄言を吐く人物が国の中枢にいるということは恥ずかしいことであり とてもじゃないが国際舞台に立てる素養があるとは思えない。
もっともこんな質の落ちた人材しか自民党にはいないという裏返しを示しているのかも しれないし、替わりの人材がいないという証明ともいえる。辞任を求める野党の姿勢は 当然ではあるとしても、与党からは矢や玉は飛んでや来ないと軽くあしらわれているように さえ見えるがどうだろうか。
それにしても相次ぐ迷走大臣たちは民衆を甘く見ているとしか思えない。その背景には、 民意の信頼度が高いという錯覚が尊大にしているのかもしれない。やはり問題は我々の 見る目の不確かさかもしれないし、仕方がないよ、と半ばあきらめからきているのだろうか。 気になるのは民意の人気が下がらないことだ。それでも今の政権与党yはよいという判断に ゆだねないといけないのだろうか。
川柳を一句。「失言で 初めて知った 大臣名」
やさしいタイガー
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