ブログ人 話の広場

日頃の生活のなかで見つけたことなどを写真もそえて

習うより慣れろ

2010-07-17 08:18:35 | 日記・エッセイ・コラム

 昔からの諺や言い伝えの中には実に見事に的を射たものが多いですね。水彩画の仲間と描き初めてもう1年にもなりますかね。初めは小学生以来の絵画レッスンを受けるのです、と謙遜にいわれて入られるが、どうしてどうして、日増しにうまくなる方ばかりで、こちらが戸惑うほどです。

 習うといっても書道と違って自分の個性を持っている人もいますから、手取り足取りは出来ません。それでも構図の取り方、明暗や色彩、そして遠近の出し方など課題は沢山あります。季節による表現もまた違います。夏の雲と秋の雲とは違いますし。

 ちょっとした言葉添えで、納得されたらどんどん進んでいかれます。次第に個性的こ表現する方もいます。それでもみんな自分が気にいった作品はかけないと嘆きもあります。まあ1年やそこらで超特急のようにはいきません。だから何度も何度も描いて楽しむのですね。

 僕たちの会は「和みの会」と名づけています。今はエル・プラザで週1回のペースで進めていますが絵を描く楽しみはもちろんおしゃべりの時間がなんともいえない至福の時になっています。もうすっかり人生の仲間が出来たと思っています。ぼくのような「老いぼれ」を労わってくれる優しさも嬉しいことです。

やさしいタイガー