喫茶 輪

コーヒーカップの耳

西の空 2024・9・4

2024-09-04 19:05:16 | 日記
今日の夕方の西の空。
 
 
向こうから歩いて来る若い女性があった。
 
この景色を気づいていないだろうなと思って、
「後ろ見て」と指を差してあげた。
 
彼女、振り向いて「きれい」と言った。
教えてあげてよかった。
彼女もきれいな人だった。
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「火曜日」のkoh

2024-09-04 10:36:53 | 

必要があって昔参加していた同人誌「火曜日」(私の作品が載っている切り抜き)を見ていた。

これが面白い。

孫に関する詩を何年間か集中して書いていたのだが、その部分。

その中の、最初の孫kohを主人公にした詩。

無数にあるのだが、そのうちの二篇を紹介しよう。

  「プライド」

  素直な子だったのに

  「ごめんなさい」を言わなくなった。

  「ごめんなさいは?」と言っても

  無視する

  ほかの言葉は何でも言うのに

  「ありがとう」や「おかえりなさい」は

  素直に言えるのに

  「ごめんなさい」だけは言わない

  何度も強いると

  素知らぬ顔で絵本を開いて指差し

  「ワンワン」とか言って話をそらす

  「ごめんなさい」という言葉には

  へりくだる姿勢があると気づいたのだ

  へりくだる理由が納得できないのだ

  「ごめんなさい」と許しを乞う理由が

  滉には解らないのだ。

         (二歳二か月)

 

  「滉の現代詩」

  裁ちばさみのときは美しかった

  カエル野郎も来やがったな

  ああ 舌がからまって動けない

  次は下駄で行きましょう

  キラキラの下駄ですよ

  パラッパッパッパー。

 

  そちらの力は私にもらいますよ

  今日は俺にピッタリの奴を連れてきたからな

  驚くなよ

  私を倒せるものなら倒してみなさい

  裁ちばさみのときは美しかった

  私はキラキラパワーを持ってますよ

  パッパララ パッパララ。

             (七歳九か月)

 

ほかにもいっぱいあるが、わたしはもうすっかり忘れていた。

だから新鮮に面白い。  

本にしたら、いい詩集になりそうだが。

滉は今19歳。嫌がるかな?

一応限定3部の手作り詩集は10巻まで作ったのだが。

その中から普遍性のあるいいのを選んで一冊にすれば、自分で言うのも変だが素晴らしい詩集になると思う。

どこかの出版社さん作ってくれませんかねえ。

 

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