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雪景色

2024-09-16 10:32:54 | 本・雑誌

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  • 池波正太郎さんの『小説の散歩みち』を読んでいたら、「ほう!」と思う言葉に出会った。
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  • 金沢の兼六園での話である。
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  • 「兼六園は雪よりも、ぼくは桜のころが好きだ。この名園も雪景色になると意外につまらなかった。雪は、つまらぬ風景をも美しく見せるかわり、美しい風景をも平凡にしてしまうものである。」
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  • ハッとしませんか?
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  • さすが、作家さんですね。
コメント
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