喫茶 輪

コーヒーカップの耳

森文子さんのHPで

2024-09-03 23:25:04 | 湯気の向こうから

東北宮城でパントマイムや道化師などのパフォーマーンス活動を展開しておられる森文子さんが、そのHPで拙著『湯気の向こうから』を紹介して下さいました。ありがとうございます。身の縮む思いをしております。

https://shingetsu-usagi.com/?p=160700

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二カ所の誤植

2024-09-03 22:36:58 | 湯気の向こうから

『湯気の向こうから』に誤植があることは以前にその原因と共に書いた。

その後もう一か所見つかった。その原因も先のと同じだった。

もう一度そのことを書いておこう。

「香をうつつ」の項、43ページ。

ページの中ほどの短歌の「大傾斜」とあるのは「大斜面」の間違い。

その原因。

元の写真を確かめてみたが「大斜面」となっている。

そして発表した『六甲』2017年7月号は?

あれ「大斜面」になっている。正しい。

どこで間違ったのか?というわけだ。

で、今回本にした元の原稿、すなわち印刷屋さんに送ったデータは?

「大傾斜」になっている。ここで間違っている。なんで?

このデータは元の『六甲』の印刷屋さんにも送ったもののはず。なぜだ?

考えられるのは、印刷屋さんからゲラが送られてきた時に、その間違いにわたしが気づき、電話かメールで修正をお願いしたのだ。

その時、PCの中にある元の原稿も直しておかなければならないのに怠った。

こんな時、大抵はすぐに直しておくのだが、その時に、本にする計画もなかったからだろう。

その怠ったままのデータを今回の本に使ってしまったということだ。

そしてもう一か所。

「夢遊」の項の168ページ。

6行目の「無遊」。もちろんこれは「夢遊」の間違い。

原因はこれも先の「大傾斜」と同じだった。

ということで、元の『六甲』には正しく記載されている。

まったくおかしなことで、普通は連載で間違いがあって、本にするときに正すもの。

逆のことをしてしまっていたというわけだ。

残念だが、まあそれほど罪の重い誤植ではないのが救いかな。

 

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宮崎修二朗翁と紙芝居

2024-09-03 09:10:58 | 湯気の向こうから
昨日届いた手紙に驚きました。
『湯気の向こうから』への感想のお便りです。
宮崎翁のご息女、N・Aさんから。
その中の一部分。
A子さん、引用お許しを。
 
《『湯気の向こうから』を読んで、文学のこと、父のこと、知らなかったことをたくさん教えていただきました。が一つ、「私は知ってたよ~」と思ったエピソード。父が紙芝居をやっていた話です。父は子どもが好きで「年を取って仕事をやめたら紙芝居をして歩く」「紙芝居やりながら放浪の旅に出るから探さんといてくれ」と話しておりました。でもおかげ様で長く仕事を続けることが出来、紙芝居より仕事の方が良かったようですが…。》
 
わたしは思わず笑ってしまいました。
宮崎翁らしいといえば、らしいのですが。
こんな話は肉親の方からしか聞けませんね。
『湯気の向こうから』をお読み頂いた人には意外な話では?
 
『コーヒーカップの耳』 昭和平成における、まるで井原西鶴の世界。
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