喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『湯気の向こうから』完売

2024-09-01 22:41:25 | 湯気の向こうから

少し残っていた、わたしの初めての随想集『湯気の向こうから』がこのところバタバタと旅立って行きました。

お買い上げいただいた皆様ありがとうございました。

数冊残ってますが、これはどうしてもの時のために置いておこうと思っています。

 

『完本・コーヒーカップの耳』これはまだ残部があるようです。発行部数が桁違いですからね。

電子書籍にもなってます。ちょっとずつ印税が入ってます。ありがとうございます。

 

 

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『『モダニズム出版社の探検』余話』その後

2024-09-01 17:24:32 | 本・雑誌

『『モダニズム出版社の探検』余話』を読み進めていますが、予想通り。

高橋輝次さんの世界にはまってしまいました。

マニアックです。後半は俳優さんの文才についての論考。

大友柳太郎の文才のことが延々と語られます。

大友柳太郎といえば、わたしは時代劇俳優との認識。

若い頃に大人の人に連れて行ってもらって観た「鳳城の花嫁」が強く印象に残っています。

その大友にこのような文才があったことは初めて知りました。

しかし、高橋さん、しつこいですねえ。関連する話を次々に引っ張り込んで来て語ります。

あれを見つけた、これを見つけたと言って。

わたしと同じで「あっ」と驚き「えっ?」とびっくりして、古本屋さんなどで次々と資料を発見していかはります。

やがて、そのほかの俳優さんの文才の話に移って行き、これもきりがありません。

いや、退屈するわけではないんですよ。

「へえ?そんなことが」と思うようなことがあったりして興味深くはあります。

でも、わたしの興味のない話もいっぱいで、つい斜め読みする箇所も正直あります。

話は大友から松村達雄へと進みます。

これも延々と、といった感じの高橋節です。

そしてこんなことを書いてはります。

《どうやら話を広げすぎたようで、つい長くなってしまった。》(いやホント)
と書きながらも《二冊目の『のんびり行こうよ』については駆け足で紹介しておこう。》とまだ続く。

さらに、

《もっといろいろ紹介したい文章はあるが、これ以上は根気が続かない。興味のある読者は二冊の本を探求してみることをお勧めします。》

これで終わりかと思ったら、すぐ後に「付記」としてまだ続く。

凄いですね。

いや、高橋さん、面白いワ! 「高橋輝次」という人がね。

 

『コーヒーカップの耳』 図書館での貸し出しがずっと続いている人気本。

 

 

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