山口県の周防大島で小説を書いておられる瀬戸みゆうさんからお贈りいただきました。
「それぞれのテリトリー」という小説は、ちょっとしたスリルがあって、そしてユーモアも漂っていて楽しく読ませていただきました。
周防大島の風土も感じさせてもらいながら。
瀬戸さんは文体がやさしくて読み易いんですよね。まあ、文章が上手というわけです。
そして話の展開が適度なスピードで移ってゆきますので、飽きません。
大したドラマは書かれてないんですけど、最後まで引っ張られるように読ませていただきました。
「その日曜日のこと」というのは、舞台がブラジルのマナウス市という町。
この人の作品にはいつも軽いユーモアとスリルがあって読ませられます。
そしてわたしの知らない世界が。
小説を読む喜びでしょうか。
瀬戸さん、ありがとうございました。