谷川浩司九段の新しい本。

『藤井聡太論 将棋の未来』です。
注文していたのが昨夜届きました。
面白い。
早く読んで、孫のkohに回してやろう。
《将棋は覚えたての頃は負けてばかりのゲームである。(略)棋士は幼い頃に将棋を覚え、負けて悔しい思いを繰り返し、時に自分に腹を立てたり涙を流しながら強くなっていく。》
《芹沢博文先生から「運を大事にせよ」と言われたことがある。
「谷川、おまえは運がいい。それをありがたいと思え。運がいいのは当たり前だと思うようになったら、その運は逃げてしまう」
ずっと心にとどめている言葉だ。身近な例を挙げれば、対局に遅刻する棋士がいる。あるいは、いつも対局開始ギリギリに対局室に入ってくる棋士がいる。準備のために定刻に始まらない。そういう棋士は対局開始の時点ですでに差をつけられている、と私は思う。》
《藤井さんはそんなところで運を逃さない。(略)私も20分以上前に会館に着くようにしているが、私が行くと、彼は必ず棋士室に座っている。もっと早くに来ているのだ。》
←クリック。
わたしに運のいい時があったとは思えないのだが(神様に叱られるか?)、この話を若い時に聞いていれば、もっと違った人生があったのかも?と、バカなことを考えてしまう。
午後読了、kohにスマートレターで郵送。
『コーヒーカップの耳』

『藤井聡太論 将棋の未来』です。
注文していたのが昨夜届きました。
面白い。
早く読んで、孫のkohに回してやろう。
《将棋は覚えたての頃は負けてばかりのゲームである。(略)棋士は幼い頃に将棋を覚え、負けて悔しい思いを繰り返し、時に自分に腹を立てたり涙を流しながら強くなっていく。》
《芹沢博文先生から「運を大事にせよ」と言われたことがある。
「谷川、おまえは運がいい。それをありがたいと思え。運がいいのは当たり前だと思うようになったら、その運は逃げてしまう」
ずっと心にとどめている言葉だ。身近な例を挙げれば、対局に遅刻する棋士がいる。あるいは、いつも対局開始ギリギリに対局室に入ってくる棋士がいる。準備のために定刻に始まらない。そういう棋士は対局開始の時点ですでに差をつけられている、と私は思う。》
《藤井さんはそんなところで運を逃さない。(略)私も20分以上前に会館に着くようにしているが、私が行くと、彼は必ず棋士室に座っている。もっと早くに来ているのだ。》

わたしに運のいい時があったとは思えないのだが(神様に叱られるか?)、この話を若い時に聞いていれば、もっと違った人生があったのかも?と、バカなことを考えてしまう。
午後読了、kohにスマートレターで郵送。
『コーヒーカップの耳』