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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『文芸日女道』7月号

2021-06-18 10:52:33 | 文芸
姫路の文学研究家、森本穫さんからお贈りいただきました。



表紙絵「鈴蘭台北町・T邸」はみなとあすかさんによるもの。
説明に「旧・兵庫商業高校の近くに、ふしぎな、すてきな家があります。以前から気になっていたのですが、実はこの家は、私の高校時代の恩師・T氏の実家だったのです。」と。

今号の出色の読み物は、森本さんの「私の文学放浪記③川端康成「事故のてんまつ」発端の写真出現」。
これは興味津々で読ませていただきました。
《おそらく、この写真が如何なるものであるかを知っているのは、今の日本では、私だけであろう。ついに、あの写真にめぐり会ったのである。》
と、読む者の胸も高まるような記述。
その写真のあるページ。
取材して文を書く者の冥利ですね。
実際にわたしもワクワクしながら読ませていただきました。

高橋夏男さんのページ。←クリック。
「うちの嫁はん」シリーズです。
「嫁はん」といいながら、ご自分の人生を反芻しておられるような詩。
夏男さんならではの詩ですねえ。

『コーヒーカップの耳』
コメント
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