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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

富田砕花翁。

2011-10-12 16:08:04 | 文学

 先日、『追慕 富田砕花先生』を宮崎修二朗先生からお借りして読んでいることを書いた。そして読み終えました。心を打つもの、そうでないもの、ありましたが、有井さんが書いておられたように、ほとんどが心からのメッセージを寄せておられる。
 その中の、これは、当時の校長、黒田博志氏の追悼文。


 いいですねえ。心から砕花翁を尊敬しておられる。
 砕翁は、校歌の作詞を頼まれてから、三年間勉強して作詞しておられたのだ。机の上でのやっつけ仕事ではない。
 これから、甲子園で校歌が流れる時、心して聞こう。
 
そして、今読んでいるのがこれ。


 宮崎修二朗先生の手になる『富田砕花作詞「兵庫讃歌」を読む』です。
 これの見返しのページがこれ。↓


 恐ろしいほどの推敲の跡。
 あの大詩人にして、これほどの推敲をしておられる。
 「兵庫讃歌」は翁、最晩年の渾身の作です。いわば、兵庫県民の宝物ともいえましょう。

 これから、じっくり味読して行きたいと思います。

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