先日、『追慕 富田砕花先生』を宮崎修二朗先生からお借りして読んでいることを書いた。そして読み終えました。心を打つもの、そうでないもの、ありましたが、有井さんが書いておられたように、ほとんどが心からのメッセージを寄せておられる。
その中の、これは、当時の校長、黒田博志氏の追悼文。
いいですねえ。心から砕花翁を尊敬しておられる。
砕翁は、校歌の作詞を頼まれてから、三年間勉強して作詞しておられたのだ。机の上でのやっつけ仕事ではない。
これから、甲子園で校歌が流れる時、心して聞こう。
そして、今読んでいるのがこれ。
宮崎修二朗先生の手になる『富田砕花作詞「兵庫讃歌」を読む』です。
これの見返しのページがこれ。↓
恐ろしいほどの推敲の跡。
あの大詩人にして、これほどの推敲をしておられる。
「兵庫讃歌」は翁、最晩年の渾身の作です。いわば、兵庫県民の宝物ともいえましょう。
これから、じっくり味読して行きたいと思います。