こんなのが出て来ました。1985年発行の「書標」です。
絵はたかはしもうさんです。もうさんは、足立先生が苦労された「新大阪」という夕刊紙におられたのですが、「新大阪」が乗っ取られる時に、足立先生が「神戸新聞」の宮崎修二朗先生に頼んで神戸新聞に入れたのだということでした。わたし、後に「夕暮れ忌」で、宮崎先生の紹介で色紙を描いてもらいました。どこかにある筈ですが、今みつかりません。
裏表紙はこうです。
特集、追悼 足立巻一
執筆者は下記の通り。
大谷晃一、落合重信、加藤隆久、君本昌久、桑島玄二、小島輝正、杉山平一、高橋孟、多田智満子、津高和一、直井潔、中村隆、宮崎修二朗、森川達也、安水稔和。そして巻末にジュンク堂の、みつ坊と称する人。ほかに、読者からとして、太田蘭乃助という26歳(当時)の高校教師。
このうち多くの人が今は鬼籍に入られた。
どれも足立先生を心から愛した人たちの愛情あふれる言葉が連ねられている。