2010年第45回「名筆研究会展」に行ってきました。
今回のテーマは「平和」です。
『kobecco』のわたしのエッセーに題字を書いて下さっている六車明峰氏の作品です。
これだけの大きな字は、相当の力がなければ書けないでしょう。
六車氏です。↓ 今日、お会い出来るとは思いませんでした。
書かれているのは、わたしの息子が六歳の時に言った言葉です。
会を主宰する、村上翔雲氏の書。
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氏は今、病床にあります。これは、お元気な時に書かれたものでしょうか。
書については、わたし門外漢でよく分かりませんが、この翔雲氏の書は、「イイ!」と分かりま
す。
他の作品で、「火曜日の同人の詩が使われているものを以下、アップします。
工藤恵美子さんの詩から。
そして、由良佐知子さんの詩から。
会場で、六車氏に会えたのは良かったのですが、その六車氏に紹介された人に驚きました。
荻野丹雪氏である。
どこかで聞いた名前だがすぐに思い出せず、しばらくしてから、ハッと思い当たり、「もしかして
デイリースポーツに…」と言うと、丹雪氏、急に相好を崩し、「ハイ、『元気』のページの題字を」
と。このページは 、わたしが9年前、坂本記者に取材を受けて大きく載せて頂いたページで
す。そして後に、この丹雪氏も登場し、その後、このページの題字が丹雪氏の字になったの
でした。今もそうです。デイリースポーツ紙は、このページが唯一文化の香りのするページ
なのですね。うち、喫茶店なのでスポーツ紙は必需品です。
この丹雪氏、実は書デザイナーとして有名人です。NHKの大河ドラマ「新撰組」のタイトル字
をはじめ、同じくNHKテレビ小説「あすか」の題字、さらにウィスキー「響」のラベル字などを手
掛けておられます。
いい出会いでした。
さらに今日、驚いたのは、
帰ってしばらくすると電話があり、Y田さんからでした。
この人、先日、地域誌の取材をさせて頂いた人です。その人が、
「今日、六車氏と会ってきました」と。
わたし、「????」
お二人、なんの接点もありません。この展覧会をお教えもしてません。
間にわたしがいるだけです。
神戸に行き、偶然入った会場で書を見ていたら、わたしの名前が書に添えられていて驚いた
と。
いやあ、奇遇ですねえ。もう少しで会場で会えたのでした。
明日30日(木)の「輪」のおすすめ定食は、
「ラーメン定食」の予定です。
よろしくお願いいたします。