白菜の解脱

2009年01月29日 | Weblog


 今朝も霜がおりませんでした。理由は曇っていて放射冷却現象というのが起こらなかったからだと思います。なんか、このような難しいことばがこの頃は流通しています。なじめない。嫌いだ。もっと平淡な言葉がないかなぁ。「熱が抜けた」とか。それで、曇りからとうとう、しとしと降りの雨になってしまいました。

 昨日の廃句の中で「外堀の外にどうしてふとんあり?」というのがありましたが、理由が分からない方がいるかと思いますので、少々説明を。
 
 私の知り合いに、奥さんをとても怖がっている人がいます。どうして怖いかといいますと、悪いことばかりしているからです。それで、ある日、例によって遅~~~く帰宅すると、そっと廊下にふとんが置いてあったとか。私からすれば、彼は愛すべきところの多い、正直な良い男なんですけどね。こういう人ばかりいると、世の中は平和で満たされるような気がするんですけどねー。
       

 ビワは今年はさっぱり花が咲きません。だめかも知れません。友達のところでは、かなり花が咲いているというのに。がっかりです。昨年は、一個も食べないうちに、隣のトウモロコシ畑を荒らしにきた、カラスのギャング団に食べられてしまいました。恨みのビワです。

         ビワのため恨む人あり変な奴

 カラスを一網打尽にして、鳥も通えぬところに遠島を申し付けたい気がします。そこでガーガーやっていなさいとネ。


         

 取り残された白菜が、こんな状態になってしまいました。まだ中の方は大丈夫かも知れませんが、食べようとは思いません。こうなってしまいますので、春に花を咲かせることは出来ませんね。

         白菜は座禅したまま凍結し
         白菜の悟りを得たりこの姿


         

 USBフラッシュメモリーが安くなりましたね。1ギガのものが数百円で買えます。できれば、8ギガくらいのものが1,000円以下になってくれると良いのですが。まだ無理でしょうか。

 そのうちに、頭にこれのくっつけられる端子をつけて、直接に脳からこれにダビングできるようになるかもしれませんね。夢の画像がディスプレイに映し出されるようになると面白いです。場合によっては、まずいことになるかも知れませんけど。そんなの知らない。


         

 今までは、MOに保存していたのですが、動力を使うので不安でした。それで、フラッシュメモリーに移そうかと思って、作業を始めたのですが、遅かりし由良之助。ガチャッとディスクをはじき出してしまって、読み込まなくなってしまいました。万事急須じゃなかった、窮すでもなかった、休すだ。さて、どうしたらよいでしょうか。

 レコード、CD、DVD、フロッピーディスク、MO ・・・・。いよいよ円盤から離れられる時代になってきました。そして、レコード、CD、DVD、フロッピーディスク、MO、カセットテープ、ビデオテープ・・・。いよいよモーターの駆動から離れられる時代に。


 

 こんなのどうですか。ウォーキングから帰ってきたら、荷台で日向ぼっこしていました。「私をどこかへ連れてってくれニャン。」と言うつもりなのかも。


 

 
 一日一茶

   次の間に行灯とられしこたつ哉

 廃 句

   次の間も電灯のある時代哉
   次の間は冷え冷えとした我が家哉
   次の間の暖房は切れっぱなし也
   次の間は節約と言う字が書いてあり
   次の間に遊女も寝たり落ち着けぬ
       一つ家に遊女も寝たり萩と月  芭蕉
   次の間は隣の家よワンルーム
   次の間の盛り上がりけり宿の酒
   次の間のひそひそ話体耳(からだみみ)
   次の間の怒鳴り声はまた部長
   次の間は雪の間なり五合庵