冬枯れ

2009年01月09日 | Weblog

 夜になると、ほとんど毎日消防車が脇の小道を通ります。チャイムの一種なのでしょうが、カンカンと鐘の音を鳴らしながら通ります。火の用心という意味なんでしょうね。江戸時代なら、拍子木に頬かむりをしたおっさんが「ひのよーじん、さっしゃりませ~~~~」という場面ということなのでしょう。

 火事が多いようです。死亡事故がけっこうあるようで、恐ろしいです。どの年齢の人でも残念なことですが、特に幼い子供が犠牲者になるのはたまらないですね。

                 
               火事ストップ

 冬は草むしりがないので、読書の時間が多くなり、その点では私のストレスが一つ解消されています。特に、暖かい陽だまりの中でコーヒーなど啜りながらの読書は最高です。いろいろな本を読みかけているので、片っ端から片付けたいのですが、また新たに読みかけてしまうので切がありません。それでも良いと思っています。

 昼を過ぎても、ほとんど降っていません。寒そうです。でも、寒くはあまり感じません。先ほどまで土運びをしていましたからね。小砂利が入っているので、取り除きながらの作業ですから、お寺の引越しです。(↓ 補)


 
       午後2時頃、この程度しか濡れていません

 でも、いい運動になりますね。物置の中を改造したとき、今はリフォームと言うんでしたっけ、に舗装するのに取り除いた土を少し低いところに移動しているわけです。

 

 花びら餅です。毎年、正月にはこれも食べます。薄甘の味でおいしいですよ。このお菓子はなにやら由緒があるらしいです。私は由緒などより食べるほうに専念しています。千年生きられると良いなぁと思いながら。そんなこと出来ぇへんねん。知ってんねん。とにかく食べてまんねん。

 
http://www.kanshundo.co.jp/museum/yogo/hanabira.htm とか http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E3%81%B3%E3%82%89%E9%A4%85  に出ています。ごらんください。

 これは、私の町内で作っている、この地域では大手のお菓子屋さんの作品です。正月も初めのころしか作っていませんので、忘れたら食べ損ねます。

       

 ウォーキング・コースにある、さびしい沼です。ここには白鷺とアオサギがいます。白鷺は大胆で、すぐには逃げませんが、アオサギはすぐに逃げます。どっちにしても、オレオレサギというのは一羽くらいしか居ないにしても、サギという名前がついていますから気をつけなければなりません。

 アオサギが飛んでいるので撮ったのですが、ボーエンの倍率が小さいので写りませんでした。いえ、これはサギでなくて本当の話です。白鷺はちょこっと左の方に写っていると思います。

 


  一日一茶

   冬枯れや垣にゆひ(結い)込むつくば山

  廃 句

   冬枯れや垣の向こうのつくば山
   冬枯れやコップの中の筑波山
   冬枯れや柿の下なるつくば山
   冬枯れや柿岡越えてつくば山  筑波山の手前の地名、石岡市内
   冬枯れやカラスの声がなお枯らす
   冬カレイ油がのっておいしいぜ   
   冬カレー辛くて寒さ吹き飛ばし
   冬枯れや静けさ破るもずの声
   冬枯れやカラスとまりし柿の枝

 補) お寺の引越し = 墓行かない = はかいかない
        はか = 計、量。仕事の進み具合。やり終えた量。