たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はショパン:幻想即興曲です。
ショパンの幻想即興曲はピアノの曲として、とても有名な曲ですね。
ただ、ちょっと暗い曲(いや、かなりかな?)ですが、ピアノの演奏技術がすごい曲だと
思います。一説によると、プロのピアニストなら「慣れると弾きやすい曲」なんて言われ
たりもしているようですが、最初にこの曲を聴いた時には「すげ~こんなの弾けるんだ」
とピアニストの偉大さをしみじみと感じてしまいました。(CDだからプロの演奏を初心者
が聴いたら当たり前なんですけどね。)
演奏できないから、演奏の難しい曲をプロの卓越した技術を楽しむというのも、クラシック
の楽しみ方のひとつではないでしょうか?
さて、今回は「幻想即興曲」ですが、ショパンは「即興曲」というタイトルではこの曲を
含めて4曲、作曲しています。他の3曲はただの「即興曲」です。今回は幻想即興曲だけを
紹介してしまうと、間が持たないので他の即興曲も紹介します。(なんだそりゃ!?)
とにかく、即興曲は他の曲が音楽の様々な「形式」や決まり事(例えばワルツなら3拍子
とか)に従って作曲されているのに対して、そんな「形式」にとらわれず、自由に作曲
している曲のようです。また、“即興”ですから作曲家が「キター――(>∀<)――!!」
とか言いながら即興で弾いていたのかな?と最初は思ってたんですが、別にそういう訳
ではないようです。(ちゃんと楽譜も残ってますもんね。)
演奏時間も1曲あたり4~6分と、聴きたい時にいつでも聴けるおてごろサイズです。
しかし、その為「即興曲」のみで販売されているものはおそらく無いハズです。だから
逆にショパンの他の曲と同時に録音されているCDの方が多いと思いますから、そちらも
一緒にたのしみましょう!「幻想即興曲」だけなら、ショパンのワルツで紹介したCD
にも入ってますから、そちらの方がおすすめです。
幻想即興曲:「即興曲」の第4番とされる事もあるこの曲ですが、始めからダーン!と
鋭い音が響いたかと思うと、また凄い勢いでとても早くて圧倒されそうなフレーズが
続きます。しかしその余韻を残しながらも、美しく甘いメロディがふっと流れてきます
その後も緩急の展開をみせますが、この曲のもつ強烈なインパクトは一度聴いたら、
なかなか忘れにくいのではないでしょうか?
ちなみにこの曲はこの冬季トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを取った時のショート
プログラムの演技でヴァイオリンの曲に編曲されたものが、使われていたようですね。
(荒川さん、金メダルおめでとう!)
即興曲「第1番」:軽やかなリズムではじまる、明るい曲です。特に高音部分になると
雨上がりの植物からその雨露がこぼれ落ちるときに、日の光を浴びてキラキラと光る
ような、そんなイメージでしょうか?中盤にはショパン独特のしっとりとした、少し
切ない表情を見せますが、それも違和感なく冒頭部分のフレーズに戻して何事も無
かったかのように、キレイにそのまま終わります。
即興曲「第2番」:うなだれたような、おとなしい静かな曲調からはじまります。
けだるい感じですが、それもしばらくすると心地よく響いてくると思います。
しかし、中盤にはしっかりとした音に変わり、だんだん盛り上がります。すると
また静寂を取り戻し、最後には高音の流れるようなフレーズを聴かせ、ひととおり
聴かせると、元のトーンに戻って終わりです。
わかりづらいかな~。ショパンの曲はどれも独特の雰囲気を持っていますから、ピアノが
出す音の特徴を生かしてとってもムードのある曲が多いのですが、文章で伝えるのは、
なかなか難しいですね。
※ちなみに※
「幻想即興曲」で荒川静香さんのフィギアスケートの曲について触れましたので、
ついでに、フリースタイルで使われた曲「トゥーランドット」のヴァイオリン編曲版が
本日3月5日(日)19:20~放送のNHKFMラジオ番組「気ままにクラシック」で放送
予定のようです。(せっかくだからエアチェックしよう!元モー娘の中澤さんもでてますよ。)
【詳しくは→ http://www3.nhk.or.jp/hensei/ ←NHKのホームページから】
≪オススメCD≫
即興曲以外にもいろいろ入ってます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
真剣に悩んだときに聴いたら、少しだけ何かみえるかも。
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今日はショパン:幻想即興曲です。
ショパンの幻想即興曲はピアノの曲として、とても有名な曲ですね。
ただ、ちょっと暗い曲(いや、かなりかな?)ですが、ピアノの演奏技術がすごい曲だと
思います。一説によると、プロのピアニストなら「慣れると弾きやすい曲」なんて言われ
たりもしているようですが、最初にこの曲を聴いた時には「すげ~こんなの弾けるんだ」
とピアニストの偉大さをしみじみと感じてしまいました。(CDだからプロの演奏を初心者
が聴いたら当たり前なんですけどね。)
演奏できないから、演奏の難しい曲をプロの卓越した技術を楽しむというのも、クラシック
の楽しみ方のひとつではないでしょうか?
さて、今回は「幻想即興曲」ですが、ショパンは「即興曲」というタイトルではこの曲を
含めて4曲、作曲しています。他の3曲はただの「即興曲」です。今回は幻想即興曲だけを
紹介してしまうと、間が持たないので他の即興曲も紹介します。(なんだそりゃ!?)
とにかく、即興曲は他の曲が音楽の様々な「形式」や決まり事(例えばワルツなら3拍子
とか)に従って作曲されているのに対して、そんな「形式」にとらわれず、自由に作曲
している曲のようです。また、“即興”ですから作曲家が「キター――(>∀<)――!!」
とか言いながら即興で弾いていたのかな?と最初は思ってたんですが、別にそういう訳
ではないようです。(ちゃんと楽譜も残ってますもんね。)
演奏時間も1曲あたり4~6分と、聴きたい時にいつでも聴けるおてごろサイズです。
しかし、その為「即興曲」のみで販売されているものはおそらく無いハズです。だから
逆にショパンの他の曲と同時に録音されているCDの方が多いと思いますから、そちらも
一緒にたのしみましょう!「幻想即興曲」だけなら、ショパンのワルツで紹介したCD
にも入ってますから、そちらの方がおすすめです。
幻想即興曲:「即興曲」の第4番とされる事もあるこの曲ですが、始めからダーン!と
鋭い音が響いたかと思うと、また凄い勢いでとても早くて圧倒されそうなフレーズが
続きます。しかしその余韻を残しながらも、美しく甘いメロディがふっと流れてきます
その後も緩急の展開をみせますが、この曲のもつ強烈なインパクトは一度聴いたら、
なかなか忘れにくいのではないでしょうか?
ちなみにこの曲はこの冬季トリノ五輪で荒川静香さんが金メダルを取った時のショート
プログラムの演技でヴァイオリンの曲に編曲されたものが、使われていたようですね。
(荒川さん、金メダルおめでとう!)
即興曲「第1番」:軽やかなリズムではじまる、明るい曲です。特に高音部分になると
雨上がりの植物からその雨露がこぼれ落ちるときに、日の光を浴びてキラキラと光る
ような、そんなイメージでしょうか?中盤にはショパン独特のしっとりとした、少し
切ない表情を見せますが、それも違和感なく冒頭部分のフレーズに戻して何事も無
かったかのように、キレイにそのまま終わります。
即興曲「第2番」:うなだれたような、おとなしい静かな曲調からはじまります。
けだるい感じですが、それもしばらくすると心地よく響いてくると思います。
しかし、中盤にはしっかりとした音に変わり、だんだん盛り上がります。すると
また静寂を取り戻し、最後には高音の流れるようなフレーズを聴かせ、ひととおり
聴かせると、元のトーンに戻って終わりです。
わかりづらいかな~。ショパンの曲はどれも独特の雰囲気を持っていますから、ピアノが
出す音の特徴を生かしてとってもムードのある曲が多いのですが、文章で伝えるのは、
なかなか難しいですね。
※ちなみに※
「幻想即興曲」で荒川静香さんのフィギアスケートの曲について触れましたので、
ついでに、フリースタイルで使われた曲「トゥーランドット」のヴァイオリン編曲版が
本日3月5日(日)19:20~放送のNHKFMラジオ番組「気ままにクラシック」で放送
予定のようです。(せっかくだからエアチェックしよう!元モー娘の中澤さんもでてますよ。)
【詳しくは→ http://www3.nhk.or.jp/hensei/ ←NHKのホームページから】
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即興曲以外にもいろいろ入ってます。
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【コレってどんな曲】
喜:☆★★★★
怒:☆☆☆★★
哀:☆☆☆☆★
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
真剣に悩んだときに聴いたら、少しだけ何かみえるかも。
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