アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ

たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか？

今日はショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズです。

実はこの曲最近聴いたんですね。それで、ショパンにまだこんな隠れた名曲があったんだ！！と思ったので紹介してみる事にしました。（別に隠されてた訳じゃないんですけど）

それで、いろいろとどのＣＤがいいかななと思っていろいろ探していたら、面白い事が分かりました。（今更ですけど）最近聴いたこの曲にはピアノと一緒にオーケストラ演奏が入っていたんですけど、普通はピアノ単独で演奏される事が多かったんですね。

で、ポロネーズというタイトルが入っているので、以前このブログで紹介した「ポロネーズ」のＣＤを調べてみるとそこにもしっかり入ってるんですね。（当たり前だけど）でも、個人的にはオーケストラの入った方が良かったのでそちらを紹介してみます。


　少しざわめいたような伴奏に美しい高音のメロディがとても綺麗に並べられていく
　ようにして幻想的な雰囲気から始まります。森の中にある湖にさわやかな風が吹くと
　水面がキラキラと輝き出すような、とても神秘的な演奏に聴こえます。
　一転してホルンのファンファーレが力強く響き弦楽器の演奏が曲を盛上げると、
　今度はまさに華麗で上品なピアノが美しく水面を飛び立つ水鳥が翼を広げて大空に
　舞い上がるように素晴らしい響きを聴かせてくれます。オーケストラもそれを見事に
　フォローしてくれています。決して出過ぎないオーケストラはピアノのメロディを
　一段と際立ててくれています。
　大きく大胆に動く部分と、丁寧で繊細な部分とがしなやかに絡み合う絶妙のコンビ
　ネーションで、あらんばかりにピアノの魅力を引き出してくれています。
　テクニックも去ることながら、流麗で美しいピアノ演奏がすがすがしい気分にさせて
　くれます。


ちなみに、もともとはオーケストラ込みで演奏されるように作曲されていたようですが、ピアノの部分とオーケストラの部分がある程度独立していて、オーケストラが無くてもピアノ単独でも十分に通用する曲なので、おそらくピアノ単独で演奏されるケースが多くなったんじゃないのかな？と思われます。演奏時間は約15分程度とピアノ単独演奏だと若干長めに感じられますが、オーケストラが入るとちょうどいい時間に感じられます。流麗でしなやかなショパンのピアノは初心者にもオススメの一曲ですね。


≪オススメＣＤ≫
華麗なピアノを是非オーケストラと一緒にお楽しみください。（このＣＤに入ってます）

ショパン:ピアノ協奏曲第2番 アックス(エマニュエル), エイジ・オブ・インライトゥンメント管弦楽団, ショパン, マッケラス(チャールズ) ソニーミュージックエンタテインメント このアイテムの詳細を見る

ピアノだけならこんなＣＤにも入ってます。

ショパン:ピアノ名曲集 ユンディ・リ, アルゲリッチ(マルタ), ショパン ユニバーサルクラシック このアイテムの詳細を見る

【コレってどんな曲】
喜：☆☆☆☆★　　　→麗☆☆☆☆☆
怒：★★★★★
哀：☆☆★★★
楽：☆☆☆★★

≪おすすめシチュエーション≫
美しいピアノの音色に聴き惚れること間違いなしの一曲です。


　　　
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