たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番です。
この曲は、冒頭部分だけがやたらと有名な曲ですから、おそらくみんな聴いた事ある
曲だと思います。1楽章自体が長く冒頭部分を過ぎると、やや小難しいメロディが増えて
くるので、全部が全部有名な訳ではないと思います。しかしながら、2楽章のとても静か
な中でポロン、ポロンと鳴り響く綺麗なピアノは魅力的ですし、3楽章のダイナミックな
始まりからエンディングにかけての盛り上がりも、聴いていてここちよいので、1楽章の
中盤でくじけずに聴く事ができれば、とても素晴らしい曲だと思います。
この曲だけなら、一曲35分弱ですから、CDではおそらく「ロシア人作曲家」つながり
でラフマニノフのピアノ協奏曲2番とセットで録音されている事が多いようです。
ラフマニノフの協奏曲については以前紹介した記事がありますので、一番下にリンクを
つけておきますので、よかったらそっちも見てやってください。
さてさて、この有名な曲を初心者の方に薦めるにあたって、当初はかなり迷っていました。
何故かというと、上にも少し書いてありますが、冒頭部分は確かに誰でも知ってる有名
な曲ではあるんですが、ひとつは協奏曲のため時間が長いという事と同時に、冒頭のみ
があまりにも有名なため、曲の時間配分として、初心者には後半があまりに無名なため
初期の頃に紹介して「あたまでっかちな曲」と思われてしまっては、この魅力ある曲に
対しても申し訳ないと思ったからです。(なんて言い訳してみたりして。)
ただ、それよりもチャイコフスキーにはもっとオススメの曲もあったので今回は、毎日、
このブログを読んで、いろんな曲に接した後なら分かっていただけるだろうと思い、今回
いよいよ初登場!となった訳です(ホントはコロッと忘れてただけなんですけど。)
第1楽章:有名な冒頭部分のホルンの堂々とした響きは、爽快ですね!その後に続く
弦楽器のメロディもそれに劣らず堂々と、そして威厳たっぷりに聴かせてくれますから
もうたまらないですね。その間にもリズムを刻むピアノがメロディに変わると豪華絢爛!
この曲を初めて聴いたときは、オーケストラにピアノを入れれば編成としてはこれ以上
豪華な組み合わせもないですから、これを「交響曲」にすればいいのに?なんて勝手に
思ってた程、完成された曲だと思いましたし、だからこそ有名なんでしょうね。
冒頭部分がひととおり終わると、少し暗めのピアノソロの部分が続きますが、しばらく
聴いていると、オーケストラと徐々にからみあいながら、だんだんと激しいフレーズへ
変わっていきます。後半は冒頭のイメージとはかなり、かけ離れた激しい曲に変わり
ますが、ピアノの大人びたメロディも魅力的ですから、冒頭部分とは頭を切り替えて
聴いてみるといいかもしれませんね。
第2楽章:ひっそりとしたピチカート(弦楽器の弓を使わずに指で弦を鳴らす奏法)の
中にふわっとそれを壊さないように乗ってくるフルートが、とても鮮やかに響きます。
さらにそのイメージをふくらますようにピアノがそっと入ってきます。フルートやオー
ボエを中心にピアノが静かに鳴り響く様子は、春風にさそわれた水鳥たちが水面を
静かにゆっくりと、のびのび泳いでいる感じでしょうか?中盤で加速するピアノソロも
聴き所のひとつだと思います。
第3楽章:バスドラム(大太鼓)の大きな一発を合図に勢い良く鳴り始める第3楽章です
全体的にはピアノの細やかな動きとオーケストラのダイナミックな動きが対照的でその
対比を交互にくりかえしピアノがなめらかな動きをすると同時に、前半は対照的だった
オーケストラも、徐々にピアノと歩調を合わせていき、最後にはピアノとオーケストラ
がお互いに、それぞれを讃え合っているように、お互いを盛り上げて堂々としたエン
ディングで曲を終えます。
気付いたら、調子に乗って長々と書いてしまいましたが、これで魅力がお伝えできれば
本望です。意外と全部知らない曲なんですが、全部聴いても意外と??いい曲なんですよ
≪オススメCD≫
この曲を一度、全部聴いたら他の人に知ったかぶりしましょう。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆☆★★ →鮮☆☆☆☆☆
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
クラシックらしい曲をききたくなったら。
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番の記事はここから!
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「くつろぐ」ブログランキング⇔こちらもよろしく
今日はチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番です。
この曲は、冒頭部分だけがやたらと有名な曲ですから、おそらくみんな聴いた事ある
曲だと思います。1楽章自体が長く冒頭部分を過ぎると、やや小難しいメロディが増えて
くるので、全部が全部有名な訳ではないと思います。しかしながら、2楽章のとても静か
な中でポロン、ポロンと鳴り響く綺麗なピアノは魅力的ですし、3楽章のダイナミックな
始まりからエンディングにかけての盛り上がりも、聴いていてここちよいので、1楽章の
中盤でくじけずに聴く事ができれば、とても素晴らしい曲だと思います。
この曲だけなら、一曲35分弱ですから、CDではおそらく「ロシア人作曲家」つながり
でラフマニノフのピアノ協奏曲2番とセットで録音されている事が多いようです。
ラフマニノフの協奏曲については以前紹介した記事がありますので、一番下にリンクを
つけておきますので、よかったらそっちも見てやってください。
さてさて、この有名な曲を初心者の方に薦めるにあたって、当初はかなり迷っていました。
何故かというと、上にも少し書いてありますが、冒頭部分は確かに誰でも知ってる有名
な曲ではあるんですが、ひとつは協奏曲のため時間が長いという事と同時に、冒頭のみ
があまりにも有名なため、曲の時間配分として、初心者には後半があまりに無名なため
初期の頃に紹介して「あたまでっかちな曲」と思われてしまっては、この魅力ある曲に
対しても申し訳ないと思ったからです。(なんて言い訳してみたりして。)
ただ、それよりもチャイコフスキーにはもっとオススメの曲もあったので今回は、毎日、
このブログを読んで、いろんな曲に接した後なら分かっていただけるだろうと思い、今回
いよいよ初登場!となった訳です(ホントはコロッと忘れてただけなんですけど。)
第1楽章:有名な冒頭部分のホルンの堂々とした響きは、爽快ですね!その後に続く
弦楽器のメロディもそれに劣らず堂々と、そして威厳たっぷりに聴かせてくれますから
もうたまらないですね。その間にもリズムを刻むピアノがメロディに変わると豪華絢爛!
この曲を初めて聴いたときは、オーケストラにピアノを入れれば編成としてはこれ以上
豪華な組み合わせもないですから、これを「交響曲」にすればいいのに?なんて勝手に
思ってた程、完成された曲だと思いましたし、だからこそ有名なんでしょうね。
冒頭部分がひととおり終わると、少し暗めのピアノソロの部分が続きますが、しばらく
聴いていると、オーケストラと徐々にからみあいながら、だんだんと激しいフレーズへ
変わっていきます。後半は冒頭のイメージとはかなり、かけ離れた激しい曲に変わり
ますが、ピアノの大人びたメロディも魅力的ですから、冒頭部分とは頭を切り替えて
聴いてみるといいかもしれませんね。
第2楽章:ひっそりとしたピチカート(弦楽器の弓を使わずに指で弦を鳴らす奏法)の
中にふわっとそれを壊さないように乗ってくるフルートが、とても鮮やかに響きます。
さらにそのイメージをふくらますようにピアノがそっと入ってきます。フルートやオー
ボエを中心にピアノが静かに鳴り響く様子は、春風にさそわれた水鳥たちが水面を
静かにゆっくりと、のびのび泳いでいる感じでしょうか?中盤で加速するピアノソロも
聴き所のひとつだと思います。
第3楽章:バスドラム(大太鼓)の大きな一発を合図に勢い良く鳴り始める第3楽章です
全体的にはピアノの細やかな動きとオーケストラのダイナミックな動きが対照的でその
対比を交互にくりかえしピアノがなめらかな動きをすると同時に、前半は対照的だった
オーケストラも、徐々にピアノと歩調を合わせていき、最後にはピアノとオーケストラ
がお互いに、それぞれを讃え合っているように、お互いを盛り上げて堂々としたエン
ディングで曲を終えます。
気付いたら、調子に乗って長々と書いてしまいましたが、これで魅力がお伝えできれば
本望です。意外と全部知らない曲なんですが、全部聴いても意外と??いい曲なんですよ
≪オススメCD≫
この曲を一度、全部聴いたら他の人に知ったかぶりしましょう。
チャイコフスキー : ピアノ協奏曲第1番&ラフマニノフ / ピアノ協奏曲第2番ルービンシュタイン(アルトゥール), チャイコフスキー, ラフマニノフBMGファンハウスこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆★★★
怒:☆★★★★
哀:☆☆☆★★ →鮮☆☆☆☆☆
楽:☆☆★★★
≪おすすめシチュエーション≫
クラシックらしい曲をききたくなったら。
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