たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はチャイコフスキー:組曲第2番です。
この曲は、とてもいろんな要素が含まれていますから、聴いていても飽きないですし、次から次へと、めまぐるしくいろんな展開を聴かせてくれますから、聴いていても様々な面白さが楽しめる曲だと思います。
全5曲には、それぞれのタイトルがついていますから、それらか想像していろんなイメージで聴ける曲だと思います。
音遊び:自然に入る弦楽器の優しい音色から始ります。ゆっくりとなだらかな
弦楽器のフレーズが穏やかに響いていきます。
しばらくして低音が響くと静かに消えていきます。
雰囲気が変わり、緊張感のある弦楽器の音色が今度はざわめくようにフルート、
オーボエなどの木管楽器を巻き込んで渦巻いてゆきます。
シンバルがシャーンと鳴り響くと金管楽器たちも盛り上がり、ヴォリュームも
大きくなっていきます。
一旦、盛り上がりが収まると、弦楽器が機械的なフレーズを作り出し、その後を
追うようにフレーズが重なり、曲に厚みが増していきます。
トロンボーンがバリバリと加わってくると迫力も満点ですが、
盛り上がりが頂点に達すると、急に静かになり弦楽器がひっそりと鳴る響きに
合わせてホルンがエコーのように響き、静かに終わっていきます。
ワルツ:流麗な弦楽器がすべり下りるようにフルートを従えてスルスルと
軽やかなワルツのメロディを聴かせます。途中に入るホルンを絡めて
はじけるようなフレーズもアクセントが効いて曲に弾みを付けてくれます。
続くオーボエの軽やかなフレーズに、フルートが加わると新鮮に聴かせます。
その間をスルリと抜けるような弦楽器が最後まで軽快なワルツを楽しませて
くれます。
ユーモラスなスケルツォ:弦楽器のリズムから管楽器のユーモラスなフレーズが
行ったり来たりを繰り返します。
ぎこちなくも愉快なフレーズは徐々に盛り上がり、トランペット、トロンボーンが
豪快に鳴り響くと、スカッと気分も爽快です。
その後も派手なリズムのまま最後はドシン!と、しりもちを着くようにして終わります。
子供の夢:不安気なクラリネットが寂しく響きながら始ります。
弦楽器が表れると少し明るい表情になり、オーボエの音色が聴こえる頃にはまた少し
笑顔がこぼれているようです。
チェロを中心にフルート、オーボエにメロディをつなぎながら、だんだんと曲を
盛上げていきます。
しかし、再びチェロのメロディに戻るとまた少し悲しい表情になり、フルートは
吹きすさぶ風のように冷たく響きます。
そしてフルート、ピッコロが絡み合うと暖かいオーボエの響きが表れますが、
ホルンの虚しい響きと共に曲調は沈み込んでしまいます。
その後はあいまいなまどろみに消えていくように静かに終わっていきます。
野性的な踊り:民謡風の弦楽器のメロディがせわしなく表れると、慌しく曲は
始まり、タンバリンのリズムに弦楽器がザクザク刻むと、トロンボーン、ホルン
などの金管楽器が間髪要れずに響きをつなぎ、慌しい弦楽器がどんどん曲を
勧めていきます。
その後もトロンボーンがバリバリ鳴らしながら、シンバル、タンバリンが派手に
打ち鳴らし、無我夢中のうちにクライマックスを迎えると、最後はトロンボーンが
終わりの合図を鳴らすようにして終わります。
弦楽器、管楽器とにかくいろんな楽器の特徴を活かしながら、それぞれの楽器が持ち味を発揮した面白い曲なんだと思います。
基本的には明るい曲調が続きますし、全曲は多少長めの演奏時間ですが、1曲ずつ、つまみ食いみたいな聴き方をしても、逆にそれぞれの曲の面白さが聴こえてくる曲なのかもしれません。
≪オススメCD≫
チャイコフスキーの「組曲」全曲版です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
いつでも楽しく聴いてみてください。
![](http://blog.with2.net/img/banner_04.gif)
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今日はチャイコフスキー:組曲第2番です。
この曲は、とてもいろんな要素が含まれていますから、聴いていても飽きないですし、次から次へと、めまぐるしくいろんな展開を聴かせてくれますから、聴いていても様々な面白さが楽しめる曲だと思います。
全5曲には、それぞれのタイトルがついていますから、それらか想像していろんなイメージで聴ける曲だと思います。
音遊び:自然に入る弦楽器の優しい音色から始ります。ゆっくりとなだらかな
弦楽器のフレーズが穏やかに響いていきます。
しばらくして低音が響くと静かに消えていきます。
雰囲気が変わり、緊張感のある弦楽器の音色が今度はざわめくようにフルート、
オーボエなどの木管楽器を巻き込んで渦巻いてゆきます。
シンバルがシャーンと鳴り響くと金管楽器たちも盛り上がり、ヴォリュームも
大きくなっていきます。
一旦、盛り上がりが収まると、弦楽器が機械的なフレーズを作り出し、その後を
追うようにフレーズが重なり、曲に厚みが増していきます。
トロンボーンがバリバリと加わってくると迫力も満点ですが、
盛り上がりが頂点に達すると、急に静かになり弦楽器がひっそりと鳴る響きに
合わせてホルンがエコーのように響き、静かに終わっていきます。
ワルツ:流麗な弦楽器がすべり下りるようにフルートを従えてスルスルと
軽やかなワルツのメロディを聴かせます。途中に入るホルンを絡めて
はじけるようなフレーズもアクセントが効いて曲に弾みを付けてくれます。
続くオーボエの軽やかなフレーズに、フルートが加わると新鮮に聴かせます。
その間をスルリと抜けるような弦楽器が最後まで軽快なワルツを楽しませて
くれます。
ユーモラスなスケルツォ:弦楽器のリズムから管楽器のユーモラスなフレーズが
行ったり来たりを繰り返します。
ぎこちなくも愉快なフレーズは徐々に盛り上がり、トランペット、トロンボーンが
豪快に鳴り響くと、スカッと気分も爽快です。
その後も派手なリズムのまま最後はドシン!と、しりもちを着くようにして終わります。
子供の夢:不安気なクラリネットが寂しく響きながら始ります。
弦楽器が表れると少し明るい表情になり、オーボエの音色が聴こえる頃にはまた少し
笑顔がこぼれているようです。
チェロを中心にフルート、オーボエにメロディをつなぎながら、だんだんと曲を
盛上げていきます。
しかし、再びチェロのメロディに戻るとまた少し悲しい表情になり、フルートは
吹きすさぶ風のように冷たく響きます。
そしてフルート、ピッコロが絡み合うと暖かいオーボエの響きが表れますが、
ホルンの虚しい響きと共に曲調は沈み込んでしまいます。
その後はあいまいなまどろみに消えていくように静かに終わっていきます。
野性的な踊り:民謡風の弦楽器のメロディがせわしなく表れると、慌しく曲は
始まり、タンバリンのリズムに弦楽器がザクザク刻むと、トロンボーン、ホルン
などの金管楽器が間髪要れずに響きをつなぎ、慌しい弦楽器がどんどん曲を
勧めていきます。
その後もトロンボーンがバリバリ鳴らしながら、シンバル、タンバリンが派手に
打ち鳴らし、無我夢中のうちにクライマックスを迎えると、最後はトロンボーンが
終わりの合図を鳴らすようにして終わります。
弦楽器、管楽器とにかくいろんな楽器の特徴を活かしながら、それぞれの楽器が持ち味を発揮した面白い曲なんだと思います。
基本的には明るい曲調が続きますし、全曲は多少長めの演奏時間ですが、1曲ずつ、つまみ食いみたいな聴き方をしても、逆にそれぞれの曲の面白さが聴こえてくる曲なのかもしれません。
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【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆★★
怒:☆☆★★★
哀:☆☆★★★
楽:☆☆☆☆★
≪おすすめシチュエーション≫
いつでも楽しく聴いてみてください。
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チャイコフスキーは
バレエ組曲「くるみ割り人形」が
とても好きです。
クリスマスの夜の話ですが
いつ聴いても新鮮です。
真夏でも。
その他「組曲」もなかなか面白く聴ける作品なのでよかったら聴いてみてください。