(嘉手納基地に配備されているパトリオットミサイル)
10月10日(金)は、午前5時前から普天間基地大山ゲートでの抗議行動。今日も30名を超える人たちが参加。今朝は、何か米軍の行事でもあるのか、こんな早朝からひっきりなしに米兵の車が来て、ゲート前はひどい渋滞となった。
(米兵車両で渋滞する午前5時前の大山ゲート)
大山ゲート前での抗議行動を終え、今日も県議会へ。識名トンネル不正問題についての百条委員会を傍聴する。3ケ月ぶりにやっと開かれた百条委だが、与野党の対立から、報告書のとりまとめも難しい状況となっている。委員長は、国への補助金返還にともなう県の損害を、職員や業者に補填を求める委員長案を提示しているのだが、自民党がこれに反発、職員にも業者にも損害を補填させる必要はないと主張し、調整は難航している。我々の住民監査請求に対して、県の監査委員が、職員、業者に損害を補填させよという勧告を出しているのに、それも否定する自民党の態度は納得がいかない。
自民党は、今回の不正行為により、国庫補助金の返還額が5億8千万円にもなったというのに、それを県の一般財源、すなわち県民に負担させたままでいいというのか? 結局、11月定例会までに委員長が調整して報告書をまとめるということとなったが、せっかく37年ぶりに設置された百条委もこのままでは中途半端なものに終わってしまう。後は、我々の住民訴訟で頑張るほかなさそうだ。
午後、北部訓練場ヘリパッド工事に関する公文書の開示を受けるために沖縄防衛局へ。嘉手納基地のフェンスのすぐ近くに設置されているパトリオットミサイル(PAC3)に驚く。嘉手納基地には、このPAC3が24基も設置されているという。