チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

高江に大勢の支援者が結集---業者らの車は現場に入れず

2013年10月15日 | 沖縄日記 高江

   (15日(水)午後、ヘリパッド建設業者の車がやってきた。皆で説得活動に入る。)

 14日(月)、平和市民連絡会の「沖縄の自己決定権を考える勉強会」で、「週明けには業者がやってくるので、明日には是非高江に来てほしい」とアピールさせてもらった。すぐに何人かの方が手をあげてくれ、15日(火)早朝、3台の車で高江に向かった。

 午前8時、高江着。台風26号は南大東島の東を通っているはずだが、強風が続き、イタジイの林がヒューヒューとうなり声をあげている。時々、強い雨が降り、ゾクゾクと寒い。

 いったんメインゲートに行き、すぐに分散して監視態勢に合流する。今日は支援者が多いこともあって、ほぼ完ぺきな監視態勢を築くことができた。

 午後、受注業者(丸政工務店)の数台の車が近づいているという連絡が入った。しかし、偵察の車が我々の様子を監視しているのか、途中で引き返したり、不自然な動きを続けている。

 午後2時半頃、そのうちの1台がやってきた。すぐに道路脇に寄ってもらい、説得活動に入った。運転席の男は、ニヤニヤとして「すぐに戻る」というものの、車を停めたまま動こうとはしない。後部座席の男が、ビデオを撮り続けている。いったいこの連中は何をしに来たのか?

 (助手席の男は、顔を隠して、携帯電話を続けている。)

   (後部座席の男は、ビデオを撮り続けていた。)

 業者は、警察に連絡を入れたようで、1時間ほどして名護署の警察官らがやってきた。しかし、説得活動で何の混乱が起こっているわけでもく、警察が来たからといってどういうこともない。警察官が、業者から事情を聞き、「(業者は)基地には入らない、北回りで会社に戻る」と言っているというので、皆で、車を連ねて北上した。

 メインゲートでは、支援者らが抗議のプラカードを掲げていた。先頭が業者の車、前から3台目は名護署の車。

 結局、業者の車はメインゲートを通りすぎ、そのまま北上した。これだけ支援者がいると、業者は基地に入れず、ヘリパッド工事をすすめることはできない。これからも、なんとかこのような態勢を続けることができればいいのだが。

 

 

 

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