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チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

8月25日(水)、渡具知名護市長の違法な公文書隠しに対して、名護市情報公開審査会で口頭陳述。本部塩川港のベルトコンベア問題についても土木事務所交渉

2021年08月22日 | 沖縄日記・辺野古

 今週は、25日(水)に、名護市情報公開審査会での口頭陳述、本部塩川港のベルトコンベア設置問題に対する北部土木事務所交渉が予定されている。そして、北部土木事務所長がベルトコンベア設置許可を撤回しない場合、週末には400人を超える県民が住民監査請求を行う。

 今日は、名護市情報公開審査会での口頭陳述について説明しよう。

 まもなく防衛局は、辺野古新基地建設事業を進めるために美謝川切替工事に着手する。本来なら名護市法定外公共物管理条例に基づき、名護市長との協議が必要だが、渡具知名護市長は防衛局に「協議不要」と回答してしまった。市長は表向き、「辺野古新基地建設については、国と県との係争の経過を見守る」といいながら、実質的には露骨に辺野古新基地建設事業に協力しているのだ。

 私は昨年以降、この美謝川切替工事に関連して名護市に2件の公文書公開請求を行った。

 昨年は、辺野古ダムで始まったボーリング調査の単管やぐらの構造図の開示請求。ごく簡単な図面だが、渡具知名護市長は防衛局の依頼をそのまま受け入れて黒塗りにしてしまった。

 そして今年は、防衛局が美謝川切替工事について法定外公共物管理条例に基づく協議の必要性について名護市に照会した文書と、それに対する名護市の回答文書を請求した。名護市はこの請求に対して、「『美謝川切替工事』と書かれているが、『洪水吐工事』に補正せよ」と連絡してきた。私は、「洪水吐は美謝川切替ルートの一部だから、補正の必要はないのではないか」と補正しなかったところ、名護市は「文書不存在」で不開示決定をしてきたのだ。

 もう一人の市民も同様の請求を行い、名護市の要請を受けて補正したところ、文書は開示されている。名護市は、「美謝川切替工事」という請求に対して文書を開示すれば、「美謝川切替工事」であると認めたことになる。法定外公共物管理条例では、水路の「付替え」は条例の対象と明記されているので、どうしても「美謝川切替工事」という請求を変更させたかったのであろう。

 いずれにしろ、こんな理由で公文書公開請求を不開示・不存在決定することなど許されない。私はただちに名護市情報公開審査会に不服申立てを行った。名護市では2017年以来、初めての不服申立てという。

 25日(水)に、口頭意見陳述の場が設定された。審査会委員は、3人の弁護士さん。渡具知名護市長の不当・違法な公文書隠しの実態を説明するつもりだ。

 

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