5月19日(土)、20日(日)は、ハンセン病市民学会に参加した。
19日に那覇で開催された交流集会の第1部は、森川恭剛琉球大学教授と徳田靖之弁護士による対談「沖縄におけるハンセン病隔離政策の歴史とその特徴」
そして第2部は「ハンセン病問題と沖縄の基地問題」をテーマとしたリレートーク。これらの問題を共に国策による構造的差別と位置づけ、差別の連鎖を断ち切るための課題等について話し合われた。島田善次さん、目取真俊さん、浦島悦子さん、そしてOさんなど、辺野古新基地建設阻止行動を続けている先輩や友人たちがパネラーとして参加、生々しい報告をされた。特に宮古島南静園入所中に沖縄戦を経験した上里さんが、宮古島への陸上自衛隊配備を、静かな語り口だが怒りを込めて糾弾されたのが印象的だった。
20日(日)は名護の愛楽園での分科会「体験者から非体験者への継承を考える---沖縄戦継承の現場から」に参加した。
昨日の全体会で、辺野古で一緒に運動をしているOさんが、お父さんの話をされた。その証言が載っているというので、『沖縄県ハンセン病証言集』を購入する。ご両親の凄まじい生き様に驚く。この話しについてはあらためてまとめたい。
午後は、Tさんたちと本部のさくらさん宅を訪問。さくらさんの祭壇に線香をあげる。横には、彼の腕白坊主そのままの写真が飾られており、皆、大笑い。
6月17日の偲ぶ会の段取りについて話し合う。下がまとまった案内チラシ。是非、ご参加を!