チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

<1月30日の辺野古海上行動>カヌーメンバー、今日も工事強行に果敢な抗議行動

2018年01月30日 | 沖縄日記・辺野古

 1月30日(火)、この間、続いていた所用も、昨夜遅くにやっと終った。それでも疲れがでて、今朝は早朝に起きることはできず、少し遅れて辺野古へ出発した。

 まず浜のテントに寄った後、辺野古漁港の防波堤からK2護岸付近での海上行動の様子を見た。皆、頑張っている。 

 

  その後、ゲート前に向かった。1回目の工事車両の進入が終ったところだが、工事用ゲートから入った車の数と、出ていった車の数がかなり違うという。恐らく、辺野古弾薬庫に近い第2ゲートから出るのではないかということで、何人かで第2ゲート前に向かった。工事車両は、工事用ゲートを使うことになっており、第2ゲートを通ることはできないはずだ。

 工事車両が出るのを阻止するため、第2ゲート前に座り込んで集会が始まった。私にもマイクを回されたので、第2ゲート周辺で今後、どのような工事が始まるのかということを説明した。

  昼前に浜のテントに降り、午後は「ブルーの船」で海に出た。最近は、所用が続いていたので、抗議船に乗るのは久しぶりだ。

 

 

 

 今日はカヌーの数よりも海保のボートの方が多い。1隻のボートに5名ほどの海保が乗っているので、海にいる海保だけで約60名。工事中の護岸にも10名近い海保が待機している。

 これだけの海保がいるので、カヌーがフロートを超えて中に入ってもすぐに拘束されてしまう。それでも皆、屈しない。何艇かは海保の合間を縫って中に突入していった。

 大慌てで海保が海に飛び込み、カヌーを拘束する。

 

  海保のボートに乗り込まされても、まだボードを持って抗議し続けるカヌーメンバー

  N5護岸の工事の状況を見に行く。N5護岸の基礎捨石部分はほぼできあがったようで、先端部から東西方向へのK4護岸のための捨石投下が始まっていた。

  今日は海は見事に澄み切っている。N5護岸に向かう途中、大きなウミガメと遭遇。一瞬の遅れで写真が撮れなかったのが残念。

  N5護岸の先端から辺野古崎側に曲がったところでは、正面に先端部に石材を網に入れた袋材が置かれている。どうやらしばらくはこれより先には進まないようだ。

 辺野古崎近くの陸域・海域には、長崎兼久遺物散布地という認定された遺跡がある。この箇所では、2月から県教委と名護市教委の文化財調査が始まる。防衛局は、調査期間中、工事に着手することができない。

 あるいはそのためにK4護岸の東側は、ここで工事を停止せざるを得ないのだろう。

 N5護岸先端から辺野古崎の方へのK4護岸部。先端に袋材が置かれている。また、その手前には、コンテナハウスや仮設トイレが設されていた。

  辺野古崎先端付近は樹木が全て伐採されしまっていた。この辺りの陸域と周辺の海域が長崎兼久遺物散布地という遺跡だ。

 

 午後4時半頃、K2護岸付近のカヌー7艇を曳航し、松田ぬ浜に戻った。

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