イタリアまるかじり

料理を通じてイタリア文化探検する。

実は大相撲が大好きです。

2011-09-25 22:12:21 | その他



写真は写楽が寛政6年11月(1794年)に両国回向院で大童山の土俵入りを描いた3枚続き相撲絵として
最も評価の高い版画。大童山の両脇にそれぞれ5人の力士が個性豊かに興味深げな表情で描かれている。
大童山は7歳で身長120CM、体重71KG土俵入り専門で客寄せ用の見世物としての視線で見られている。



上記に左の写真で向かって右上は谷風、その隣は雷電。
谷風梶乃助 : 実質的に初代横綱で、この版画の翌年の1795年44歳
        現役でインフルエンザで亡くなっている。
        258勝14敗(9割4分9厘),63連勝(京都,大阪場所を
        入れると98連勝)の驚異的な強さ。力量、人格横綱の模範。
        身長189CM、体重169KG
雷電為右エ門 : 最高位「大関」谷風の内弟子として6年間、254勝10敗
         (9割6分2厘)44連勝。享年59歳。
        身長197CM(6尺5寸),体重172KG(46貫)--イメージと
        してほぼ把瑠都と同じ。あまりの強さに「突っ張り、かんぬき、
        張り手、鯖折り」は禁じ手とされた。
        教養人で「諸国相撲控」などの著書有り。
         
本日の千秋楽で白鵬が横綱としてさすがの優勝、琴奨菊は翌場所は大関に昇進、稀勢里は翌場所は大関取り。
リンチ事件,横綱朝青竜のルール違反、八百長問題など問題多かったが、今場所は爽快な緊張感があり、大好きな相撲の今後に期待したい。
イギリスの著名な生物学者が大相撲の魅力は
「DIGNITY」ー威厳ーにあると言う。
木が入り、呼び出しが力士の名を告げ、力士登場し、衣をただした行司が相撲をさばく一連の「様式美」。
日本人の感性の表現と思う。

小樽の住吉神社境内で、小学校1~3年の頃の毎年の夏巡業て初めて大相撲に出会いました。
父親の肩車で大きいお相撲さんを見て大興奮しました。
千代の山(192CM/120KG)、吉葉山(179CM,143KG)
栃錦(178CM/132KG)
特に大内山(203CM-6尺6寸7分/153KG)、大起(194CM/180KG)などの巨漢力士には、ただただた驚くばかりでした。
他の若乃花等は他の町の巡業か会えず。
少年の私は父親(5尺8寸-176CM/18貫ー68KG)より大きい男をみたことは無く、食い入る様に土俵をみつめていました。
現在の小生は(6尺ー182CM/20貫ー75KG)ですが、髷は結えるか?
相撲には尺貫法が似合う様に思う。