クリスマス当日。

毎年クリスマス当日には、すっかりオワコン感が漂うのは何故なのでしょう。
しかし大人にはそうでも、子ども達にとって重要なのはクリスマス当日の朝です。
良い子と認められれば、枕元にプレゼントが届いているはずの、わくわくの朝。

ま、我が家はベッドが狭いので、リビングのクリスマスツリーの下にプレゼントが置かれることになっているんですけどね。

宵っ張りの私達が昨夜寝室へ行ったのは、26時頃。深夜2時。
ハルトくんはベッドに入るなり寝息を立て始めましたが（そもそもソファで寝落ちてたしな）、私はベッドの中でスマホを弄っていました。
さてそろそろ寝ようかなとスマホを手放した時、ドアの向こうで何かが動く気配を感じたのを覚えています。
その正体を確かめることなく眠りに落ちたのですが、その正体は見当がついていました。

いつもより30分早くサキヒナに声を掛けると、眠い目を擦りながらも素直にベッドから起き出します。
ヒナタは弾むような足取りで階段を下りて行きましたが、サキタはどこか余裕をかましたようにゆっくりとベッドの上で欠伸をしました。

「…オマエ、また夜中にリビングに行ったろ」
「…行った」

バレたかという表情を浮かべるサキタでしたが、プレゼントが届くのかどうか気になって仕方なかったのでしょう。
私達が寝室に移動する気配で目を覚まし、私達が眠ってしまうのを待って、そっと様子を見に行ったに違いない。
そしてプレゼントがそこにあることを確かめて、やっと落ち着いて眠ったのでしょうね。

夜中にプレゼントの存在を確かめていたサキタも、開封まではしていなかったようで、ヒナタと一緒にガサガサと楽しそうにプレゼントを開封。
今回2人は全く同じプレゼントを頼んでいたので、どちらが誰のだと迷う必要もなく手に取ります。平和。
そして出てきたのは、3DSのソフト「マリオメーカー」でした。

最初にサキタから「プレゼントはマリオメーカーが欲しい」と聞いた時、マリオなんてマリカーしか知らないじゃん、と思ったのですよね。
キャラクターこそ同じですが、レーシングとアクションでは全然タイプが違うし、そもそもアクションがメインのはずのマリオシリーズでアクションをプレイしてイナイとはこれ如何に。
そこで、ベッド下収納を引っ掻き回し、古いゲームを引っ張り出してやりました。
ゲームボーイアドバンスSP！　2つ折りだけど画面は1個だぜ！　結婚した時持ち込んでいて良かった！
更に、復刻版として出ていた「スーパーマリオブラザーズ」のソフトも発掘。（ファミコン版初代の復刻版ー！）
味わい深い画質の古き名作を、サキヒナは気に入ったようで、せっせとプレイしていました。
セーブできないことに文句を言っていましたが、それが昔のゲームというものだ！
そんなわけで、古いマリオをプレイしたせいか、マリオメーカーも楽しく遊べるようです。
いや、全く何の経験もなくたって楽しく遊べるようにはなっているのでしょうけれども。

既に3DSを所有しているサキタはすぐに遊び始めましたが、我が家のサンタさんはシビアなので、ソフトと本体を同時にはくれません。（え）（サキタもそうでした）
なので、3DS本体を持っていないヒナタは、取説を眺めているしかアリマセン。酷い。
3DSのデータがどこに保存されるのかは知りませんが、本体に入っているmicroSDに保存されるのだとしたら、今ママ名義の3DSでプレイしてもデータは移せません。（いやmicroSDを取り出してコピーできるのかもしれないけど、詳しくナイからやりたくナイ）
新しくヒナタの3DSはじぃじばぁばからのプレゼントとして買ってあげるけど、それを手に入れたらまた最初から始めることになるかもよ、それでもイイ？　とヒナタ本人に確認した上で、ママ名義の3DS本体を貸してやりましたがね…。
この調子で、ヒナタが自分名義の3DSを入手したら、マリカーのソフトも持って行ってしまうのだろう。
私の3DSは、ポケモンムーン専用機になる！　（ブログ更新できないほどスマホゲームで手一杯なので、序盤で完全に放置しています）

学校に行くまでの僅かな時間でもプレイできて、満足そうに登校していったサキヒナは、今日は終業式。
しばらく学童通いは続きますが、やはりそれなりの解放感がありそうです。
折角の冬休み、調子に乗り過ぎてゲーム禁止令を食らわない程度に、楽しんで貰いたいものです。