Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

電話。

2017-12-06 23:15:46 | Weblog
午後の業務が始まってしばし経過。
あー 今日は平和だなぁ、お腹もいっぱいで眠くなってしまいそう… と思っているところで、スマホに着信。

学校!! (一気に目が冴える)

怪我か発熱か嘔吐か蕁麻疹か事故か?!
今度は何をやらかしたサキタ!!

ヒナタの担任の先生でした。
あ、ごめんサキタ濡れ衣。
少し気が動転しているような様子で話す先生の言葉を要約すると、「放課後学童に移動途中で友達とふざけてたヒナタが勢いよく顔からすっ転び、保健室で手当てしたが学童に行かせて良いものか」という話でした。
途中で保健の先生と代わり、怪我の具合を伺ったところ、顔面を結構な広範囲で擦り剥き、額にコブができているとのこと。
こちらから、「嘔吐や顔色の悪さ、気持ちが悪いと訴えることはありますか」と尋ねるとそれはなく、泣いていたヒナタも既に落ち着いていて、テンション低く「顔が痛い」とぶつぶつ文句を言っているそうな。
あのな、お前の不注意のせいだろが。

先生は「病院に行くほどでは無いかもしれませんが、頭を打っているので心配ではありますねぇ」と、暗に受診を促すような雰囲気を出していましたが、それ病院にはコンビニ受診判定で白い視線を向けられるヤツだな。
嘔吐や意識混濁、言動の異常、1.5m以上からの落下、交通事故くらいにならないと、受診しても経過観察で帰されることは何度も経験済み! サキタ乳幼児期から! (アイツ落下事故多過ぎ)
私が行ってもやれることはないし、頭蓋骨は前頭部がより硬い。他分平気。
本来は保護者が様子を見ろよってのは重々承知の上で、学童行かせてください!

軽くモンペ認定されることは覚悟してお願いしたところ、保健室で休んだり職員室で宿題をやったりしながらしばらく様子を見た後、学童に申し送りをしてくださいました。
学童でも指導員の先生が引き続き様子を見てくださり、帰りは集団下校でも最後の1人になるヒナタを送ってきてくださいました~。
(サキタは習い事で今日は学童を休んでいたため。先生は帰宅途中でついでに我が家に寄って下さった感じでした。駅近の家で良かった)

帰宅したヒナタはなるほど酷い顔をしていましたが、脳内にどうこうなるようなレベルの怪我ではなさそうでした。
そんなことより、顔中に貼られたガーゼやら絆創膏やらがエライことに。顔半分埋まってますけど。
やたらと無表情なのは、顔を動かすと痛いのだそうで、「今日は俺を笑わせないで! 面白いことを言わないで!」と無茶なことを言っていたよね。別に故意に笑わせるつもりもナイけどさぁ。
お風呂に入る際に顔面を覆うガーゼや絆創膏を剥がしましたが、まだ患部に汚れが残っていたので、ぎゃあぎゃあ騒ぐヒナタを励ましつつ泥を落とすのが大変でした。
そりゃ染みるよね、うんうんわかるわかる超わかる。(私も怪我の絶えない子どもだったので)

しかしお風呂に入った時に全身をチェックしましたが、傷は見事に顔面に集中しており、他には一切擦り傷などはありませんでした。
長袖長ズボンだったとしても、全く他に怪我がないとかおかしくナイか? と嫌な予感がして、ヒナタに尋ねます。

「転ぶ時、さっと手を出して転ばないようにするとか、頭を守ろうとか、しなかったの?」
「手を怪我すると、ご飯がお箸で食べられなくなるし、鉛筆が持てなくなるし、いろんなことができなくなるでしょ? だから手を守るために、手は着かなかったんだよ」

コイツ転び方知らなかったー!! (゚д゚;

思えばサキタは、保育園時代から戦いごっこなどで怪我が多く、走り回ってはすっ転んでいたので、かなり小さい頃から転ぶ時には咄嗟に手が出るようになっていました。
しかしヒナタの保育園時代は、子鉄仲間とプラレールに興じてばかりで激しい遊びをせず、当然怪我もほとんどなかったんですよね。
1年生になってから体を動かす遊びも増えましたし、サッカーやってりゃ転ぶことも突き飛ばされることも跳ね飛ばされることもあるけれど、それでもそこまで大きな怪我はナイ。
受け身を取る知識も経験も、それを実践する反射神経も培う場がなかった!!

脱力しながら、「手よりも頭が大事。頭を打つと死んでしまうこともある。だから転ぶ時は、手を怪我してでも顔と頭を守りなさい」と伝えました。
それでも首を傾げるので、「手がなくても立派に生きてる人はたくさんいるけど、頭がなくて生きてる人はいないだろう」と言うと、「そうなの?!」という言葉が返ってきて、流石に度肝を抜かれたよね。
うん、ご飯は、お箸が使えなかったらスプーンで食べたらイイじゃない…。(ぼやーん)
「頭をなくしてもゾンビは生きているじゃナイか」と問われましたが、それはゾンビだからだよねぇ…。