Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

富山帰省。

2011-12-31 23:38:04 | Weblog
今日から2泊3日で、ハルトくんの実家に帰省する。
そこで正月を迎えるのだ。
ハルトくんの実家は、既出の通り富山県。
夏の帰省には車を使って深夜の移動だけれど、この時期には山越えの積雪や渋滞が怖いので、交通手段は公共交通機関だ。
JR・私鉄・新幹線・特急と各種乗り継いで、義両親の待つ富山駅へと向かう。

サキタはクリスマスの頃から「いつ富山に行くの? 今日? 明日? 僕今日行きたかったのに~!(´д`)」と大騒ぎしていたのだけど、いざ当日の朝になってみると、元気がナイ。
いつもなら止めるまで食べる大好きなサンドイッチもほとんど食べず、体調不良…。
ヒナタの機嫌はまぁまぁだけど、何しろ下痢をしているので、途中の混雑する電車内でやらかしたらどうするよ? と爆弾も同然。
荷物は多いし、どうなることやら…!
しかし荷物は大人リュック2つ・小さいキャリーバッグ・サキタのキッズリュックにまとめあげたので、後はヒナタとバギーを運べばヨシ。
サキタは半分戦力、半分荷物だ。(抱っこなどと言い出したら完全にお荷物)

結論。(なんの)
来年からは、車で帰省する。
サキタは新幹線の中で酔ってしまい、乗り換え駅に着いた途端吐いてしまうというアクシデント発生。
私は今も動く車内でしっかり食事をするというのが苦手なのだけど、サキタも気分が悪くなったためお弁当はほとんど食べなかったし、肘掛を上に上げて私の膝を枕にずっと横になっていた。
指定席を3人分(大人2人・子ども1人)で確保していたとはいえ、抱っこのヒナタは起きている限り暴れて大変。(大声は出さナイけど)
新幹線は3人並びだからイイとしても、特急では通路を挟んでAB・Cとなるので、D席になってしまった人に迷惑を掛けないよう物凄く気を使ったよ。(当然だわ)
車なら完全に個室だから他人に気を遣わなくてイイし、具合が悪くなれば止まって休憩してやれるし、食事やトイレでも止まれる。
スタッドレスタイヤを買っても電車料金に比べたら大して変わらないし、何度も使えるわけだし、サキヒナが大きくなれば電車料金は上がって行くわけだし。
雪のナイ関東寄りを私が運転するようにして、なるべくサキヒナが眠った状態で移動できるよう深夜移動にすれば、もっと楽に行けるのではナイかと!
(少なくともサキヒナは。ハルトくんと私は疲れ切って到着になるけど、サキヒナを任せて寝かせて貰えばイイ)

それでも、何とか到着してしまえば、そこはサキヒナにとっての激甘パラダイス。
甘やかしてくれるなじぃじとばぁばがいて、大好きなまぁちゃんがいて、まだまだレアキャラのなおちゃん&さなえちゃんがいる。
そして今回は天気はイイものの、道路や歩道のあちらこちらに雪がたくさん残っていた。
勿論、家の周辺や庭にも。
サキタは大喜びで白く残る雪を踏み、同じく雪を見てテンションの上がる関東勢・私も参戦してミニチュア雪だるまを作る。(オイ)
玄関には新品の子ども用そりが用意されていて、「そこの公園に小さな丘があって雪が積もっているから、そこでそり遊びができるよ♪」と。
イイねぇ! 東京ではできない遊び! そういうのがイイ!
今日は無理なので、明日遊びに行ったらイイじゃない。
今すぐにでもそり遊びに行きたいサキタを宥めて部屋に入ると、前回買って貰った玩具に加え、どこかから貰ったとか新しく買っちゃったとかの玩具がたくさん増えていた。(´▽`;
電車のレールセットとか、プラスチックの働くミニカーセットとか、アンパンマンの「黒ひげ危機一髪」的な玩具とか…。
サキヒナは広いリビングいっぱいに玩具をぶちまけ、さっきまでの体調不良が嘘のように元気一杯遊び始めた。
…パラダイス…。

サキヒナを寝かしつけた後は、気合で起きて楽しい会話に復帰♪
ハルトパパに肩を揉んで貰ったり(いきなりやられて超びっくりした)、ナオトくんが豆から挽いて拘りの口の細いポットでちびちびお湯を落として淹れてくれた美味しいコーヒーを飲んだり、マサトくんの飛ばした富山弁ジョークで盛り上がる中、さっぱりついていけず真面目に解説して貰ってなおわからず完全アウェイ感を味わったり。
さなえちゃんも富山出身だから、埼玉出身東京都民の私だけがスゴイ馬鹿にされている気が!
いや、悪い印象ではなく、普段私がサキタにしているような「言葉の意味を子どもに諭している感じ」を喰らってるのが可笑しい。
しかも解説中にそれを聞いた周りが更に大爆笑するので、だけどやっぱりわたしにはよくワカラナイので、何か知らないけど可笑しくなってきたよ。
やはりネイティブでないと、方言ネタはツボに届かナイね!

そんな楽しい大晦日の夜。
高瀬家では普通に夕飯を食べて、正に年越しの瞬間(つまり深夜)に年越し蕎麦を食べる習慣なのだけど、今回は嫁2人の「そんな時間にそんな量が食えるか」という慎ましやかな遠慮のため、「年越しちゃった蕎麦」として明日のお昼ご飯に回すことになった。
いつまでも若い頃と同じように食べられると思わナイ方がイイと思うよ。

今年は、大騒ぎしながらも無事にヒナタが生まれ。
サキタが、こちらの想像を遥かに超える「イイお兄ちゃん」として成長してくれ。
私達家族にとっては、子ども達の成長が頼もしく感じられる1年であったと思う。
世の中は、東日本大震災、続く余震、それ以外の地震の多発、津波、原発事故、放射能汚染、停電に節電、地盤沈下、液状化現象、台風による大雨・洪水、などなど、多くの自然災害、人的災害に見舞われた1年。
たくさんの尊い命が失われ、引き換えに多くの絆が結ばれたように思う。
偉そうなことは何も言えないし、いろんな情報に踊らされたり、世論に流されたり、不安の波に飲み込まれそうになったりしていただけなのだけど、私なりにこれまでとは違ういろんなことを考えた1年だった。
大なり小なり、周りからの助けを得て暮らしているのだなということを、実感した1年でした。

ありがとう。お世話になった人達。
これからも、よろしくお願いします。
そして願わくば、これからは私も、あなたへの助けの一手を担えますように。