Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

夜間・高速教習。

2010-08-18 23:52:22 | Weblog

教習と言いつつ、いきなり実践なわけだが。

免許取得時の正規教習でもやらなかった夜間の運転、しかも高速。怖っ。
しかしいつか越えなければならない壁だし(大袈裟)、東京でやるよりは空いていて道も広い分マシだろうと強行。
幸いサキタも、チャイルドシートでぐっすり眠っている。

ハルトパパ&ハルトママが名残惜しそうにサキタを構いつつ、お世話になったお礼を告げてハルトくんの実家を後にした。
来る時には結局ハルトくんに全ての運転を任せてしまったので(というよりサキタのおかげで代わる隙がなかった)、今回こそはちゃんとやろうね、と高速手前のコンビニで飲み物を調達がてら運転交代。
「高速に入ってからどこかのPAで交代する?」と聞かれたのだけど、いきなり高速を走り出すのは怖いので、一般道スタートにして貰った。(ヘタレだなオイ!)
つーか、ライトの点け方から習わなければならないという始末だ。我ながら大丈夫か。
嫌な顔一つせず、不安そうな様子も見せず、懇切丁寧に指導してくれるハルトくんに感謝だよ。

料金所のETC専用レーンを通過し高速に乗ってみると、意外にも好調な滑り出し。
混雑は一切なく、周りを走っているのは僅かなトラックと一般車。
ハルトくんのアドバイス通り、ペースメーカーにとトラックに狙いを定め、その後に付いていくことにした。
前方を走る車がナイと、気がつかないうちにペースが落ちたり速くなったりと、一定のスピードで走るのが難しいのだそうだ。へぇぇぇぇ。
街灯がほとんどなく、頼りは自分の車のライトと、前方を走るトラックのライトのみ。怖い。
しばらくそのまま車を走らせ、高速の運転に慣れてくると、登り坂が増えて来たのかトラックのスピードが落ち始めた。
こちらは変わらず制限速度ぴったりで走っているのだけど、トラックがぐいぐい迫ってくるのだ。

「…ちょっと危なくなって来たね。このトラックは抜かそうか」
「ハイ!」(教えを請うているので思わず敬語)

素直にスピードを上げてトラックを追い越し、更に進んでから左車線に移動して一息。(スピードを出すのがまだまだ怖い)
…で、気付く。

何も見えねぇぇぇぇぇぇ!!! Σ(゜□゜;|||

本気で、街灯がナイのね。地方だから?
渋滞って何のことですか、くらいに空いている… というより前方に車のライトが1つも見えないのだ。
自分のライトが照らす範囲以外は、ものの見事に真っ暗闇。闇。闇。闇!!

ぎゃああああ怖いぃぃぃぃ!!! (≧□≦|||

対向車もいないので、ちょいちょいハイビームにして前方のカーブの方向を確認しながら走る。
いや、ナビを見れば次のカーブがどうなっているかくらい出ているのだけど、そんな余裕はナイよね。
というか、ナビ様は信頼しているけど、直接見えるハズのもんが見えナイのが怖いよね!
時たま追い抜いていく車があるのでそれに付いていこうとしても、そういう車はそのままのペースでかっ飛ばしていくので、ついていけるわけもなく。
急いでいるわけでもナイのに、そんなスピード出せるか! フィットで!
隣ではハルトくんが「大丈夫、上手く運転出来てるよ。(^-^) 安全運転で行こう、前が見えにくいけど、あんな速い車を追いかける必要はナイよ」と言ってくれたので、ぶつぶつと「大丈夫、無理はしない、無理はしない」と唱えながら車を進める。
(教えられたことは慣れるまでぶつぶつと呟き続ける癖があります)

しばらくして、ハルトくんの指示によりPAに入った。
トイレ休憩にしては早いと思ったのだけど、素直に入れる。(しかし駐車に手古摺る)

「ハイ、お疲れ様。疲れちゃうから、ここで交代しようね。もう1時間ちょい走ったよ。(^-^)」

言われるまで、そんなに時間が経っていたことになど気付かなかった。
時計を見る余裕がなかったとも言うし、運転にかなり集中していたということもある。
そうか~と思った瞬間に、何やら疲れがどっと噴き出したような気がしたわ。
まぁ無理はしないということで、ここからは素直にハルトくんに運転を任せることにした。
多分、乗ってるハルトくんだって、言わないけどきっと自分が運転する以上に疲れたと思うしさ。
ここからは、サキタが起きた時のために、私は寝ることにしたよ。

そして空が明るくなり始めた頃。
来た時と同じように、ハルトくんにも睡魔が襲ってきた。
しかし仮眠を取ろうにも、サキタは車を止めると起きてしまい、私が散歩に連れ出そうとしても「行かない~!! ・゜・(≧д≦)・゜・」と泣き喚く。
眠い中走るのは危険だし、かといって泣き喚くサキタをそのままに眠ることなど不可能なため、ここでもう1度運転を代わることにした。
もう空が明るくなって道は見えるし、夜と変わらず混雑はナイようだし(少々車は増えたけどな)、ジャンクションさえ間違えなければ一般道よりも真っ直ぐな高速の方が方向音痴には優しいはずだ。
そう申し出たところ、ハルトくんもいよいよ限界に達していたようで、「じゃあ任せようかな…。すぐ先にジャンクションがあるから、そこを超えるまでは起きてる。その後、少し寝させて貰うかもしれないけど…」と。
私も完全に眠気が覚めていたわけではナイし、まだまだ寝られるテンションではあったのだけど、それでも今のハルトくんが運転を続けるよりは遥かにマシだ。
何せ運転に慣れていない分、緊張も手伝ってアドレナリンとかそういったものが出そうだし! 眠くなってる場合じゃナイし!

この交代は、結果的には吉と出た。
ハルトくんは確かにジャンクションまでは起きていてくれたけど、そこまでの時点で船を漕ぎ出すくらいには首がかっくんかっくんなっていたし、私がナビとハルトくんの指示で正しいルートを進んだのを確認した後、やっぱり寝てしまったそうだ。
(いや、私は助手席のハルトくんが寝ているのか起きているのかなんてわからなかったけどね。お喋りは控えていたしね)
速度の遅いトラックが回りに増えて、ちょいちょい抜かしながら進まなければならなかったけれど、スピードを出すのも周りが明るい分徐々に慣れた。
それでも基本的には右車線をキープし、口の中でぶつぶつと「無理はしない、一定速度」と唱えながら走っていたよ。(怖)
30~40分くらい走ったところでまたPAに入り、ハルトくんに運転を交代したのだけど、その時にはハルトくんは随分すっきりしていたようだ。

「代わって貰えて助かった! ありがとう♪(^-^)」

おぉ、初めて役に立った感!! (*゜▽゜*)

そのまま順調に車を走らせ、結局行きも帰りも、渋滞に1度も合わずに帰省を終えたのだった。
朝食を食べると、疲労困憊のハルトくんを寝かせ、無駄に元気一杯のサキタの相手をして過ごしたよ。
それでも午後にはサキタの機嫌もおかしくなってきたから、皆で昼寝をしたけどね♪
夜間移動→夏休み最終日は自宅でゆっくり、という作戦は大成功だったと言えよう!

夕方、富山行き直前から咳と鼻水の出ていたサキタを病院へ連れて行った。
軽い風邪で既に治り掛けのようだったけど、感染経路は間違いなく私(今月初めから軽い風邪が治らナイ)だろうな… スマン。
シロップの薬を出して貰えたので、これを飲ませて様子を見よう。
どうでもイイが、サキタの投薬に困ったことはナイな。
目盛りの付いた蓋にシロップを出してそのまま渡したところ、ちびちびと味わいながら飲んで、「あまくておいし~いねぇ~♪(^▽^)」だと。
夜は普段通りに寝かし付け、私達も普段からは考えられナイほど早い23時半には寝ることにしたのだった。

これにて、楽しい夏休みも終了。
休みは長くてもかえって疲れるという法則!

ぐったり。