Alohilani

何てことナイ毎日のつぶやき。
取るに足らない日常のアレコレ。

ジーンズ道楽

2009-10-16 23:04:18 | Weblog

仕事帰りに途中下車。
ハルトくんがお直しに出していたジーンズを、取りに行く。
平日毎日通る駅だし、休日にわざわざまた出てくるのもアホらしいし、取りに行くのはまあ構わないのだけど。
ハルトくんの好きなDIESELに行くたびに、溜息をつく私なのだった。

もともと、ハルトくんの休日スタイルはジーンズだ。(私もそうだが)
私はその辺のデパートで、ブランドにこだわりなく試着しまくり、その時気に入ったものを買うのだけれど。
ハルトくんは、お目当てのブランドがあれば、その中から好きな物を選んで買う。
それはイイけど、私が買うジーンズの2~4倍以上するお値段の物なのだよね。
まぁ気に入って長く履くんだからそれもアリだけども、買い方が正直馬鹿過ぎると思うことがあるのだ。

DIESELのジーンズを最初に買ったのは、確かハワイのアラモアナショッピングセンターだった。
私はほとんど興味がなく、海外旅行という開放感と、自分は既に気に入るものをGETした後だったこともあり、「好きなの選べば?」とハルトくんが選んでいる間、適当に店内をうろついて時間をつぶしていた。
結局、好きなものは見つかったわけなのだけど、悩んだのがサイズだ。
試着している姿を見ると、1番すっきりしっくり見えるのは27インチ。
ハルトくんは小柄だし、細くはナイが太くもナイし、ピタピタを着る趣味も無ければダボダボを着る趣味もない。
ほどよくカジュアル、言ってしまえば無難にすっきりした着こなしの普通スタイルだ。
(ハルトくんの名誉のために付け加えると、形は無難でもデザインや色味で遊んだりの自分らしさはちゃんと持っているよ!)
店員さんも私も、27インチが1番イイとの評価だった。
しかしハルトくんが気になったのは、腰回りや膝下、おしりのラインなどを見ると確かに丁度イイけれど、太ももがぴったり過ぎて座る時にキツイらしい。
それでも、ジーンズなんて履いているうちに伸びて馴染んでくる、女子なんかは大抵ぴったりで買うけど、やっぱり馴染んで問題ナイぞ!という店員さん&私の意見に納得して、27インチを購入。

ところが、帰国して日本の店舗に持ち込み裾直しをして履き始めたものの、学生時代のように毎日履くわけではナイため、ジーンズがなかなか履きやすく馴染んでこない。
ハルトくんはサッカー野郎なので、とにかく見た目よりも太ももがあるのだよね。(^-^;
結局、それほど履かないままに時は過ぎ、時々思い出したように履いては「やっぱり28インチにすれば良かった・・・」と悲しそうに呟く日々。
でもこのジーンズ、私の産後戻らない子宮のお腹にちょうどぴったりだったよ! あはははは!

その後も国内のDIESELを眺めつつ、高い・・・と購入を見送ったりしていたハルトくん。
もうイイじゃん、と思いながらも、好きなブランドのお店は見ているだけでも楽しいものだからね、と放っておいたのですが。

そしてまた、今年のグアム旅行でやっちゃいました。
JPスーパーストアにDIESELが入っているのだよね。
また見に行ってしまったハルトくんに、やれやれと思いつつ会社の子達へのお土産の雑貨を選んでいると。
「ちょっとちやに見て貰いたいんだけど・・・」と呼びにきた。
またも、気に入ったジーンズがあったのだそうだ。
つーか、今持ってるのと見分けがつかん(興味ナイから)と思っていると、どうやら同じ型だか同じシリーズだかで、本当に大差ナイのだそうだよ!
馬鹿じゃねーのか。
しかも今度は28インチが品切れていて、29インチ。
オイオイと思ったものの、他にDIESELがあるとは限らないし、履いてみた感じ大き過ぎて違和感ということもナイし、何よりここにもこれがラス1だし!と力説するハルトくんに、「後悔のナイように好きにすればイイ」と委ねた。
で、購入したわけよ。
その後行ったマイクロネシアモールに入っていたDIESELに、同じ型の28インチがあって頭を抱えていたのが印象的だった。ウケる。
最終日の午前中、単独行動で返品&買いに行ってもイイよ、と言ってみたのだけど、売れちゃってたら目も当てられないし、もうカードしかナイからちやの買い物ができなくなっちゃう、と行かず。
(ハルトくん名義のクレジットカードに統一していたのー。おかげで、コーチの財布をカードで買って貰えたよ♪)

今度も帰国してから裾直しに出し、今度は(笑)ゴキゲンで履いていた。
29インチでも気にならないどころか、少しゆったり履けてイイようだ。
ようやく納得のジーンズが買えて、もうイイだろとほっとしていたところ、こないだの入間アウトレットだよ。(´▽`;

またもDIESELを見つけると、条件反射的に吸い込まれていったハルトくん。
うんうん、好きなんだもんね、見たい気持ちはわかるよ♪
店の外でサキタの相手をしながら待っていると、出てきたハルトくんが何やらもちゃもちゃと言っている。

「・・・何だよ、はっきり言えよ」
「・・・実は、見て貰いたいジーンズが・・・もごもご」

サキタの相手の疲労も手伝って眩暈がしたけれど、とりあえず見てみることに。
イイんだ、馬鹿につける薬はナイんだ。
すると今度は、形こそハルトくん定番スタイルだけど、細かいデザインも色味もこれまでとは全く違い、ちまちましたところ(ステッチとか)に小技が効いていたりして、私もイイと思えるものだった。
似たようなもんばっかり買いやがって、と思っていたから、特に色が濃くて雰囲気が違って見えたのが大きい。
しかもちゃんと、私が今度買う時の必須条件として挙げた28インチをクリア。(笑)

もはや止める気にもならず、寧ろこれなら買ってもアリだと思えたので、GOを出した。
ハルトくんは私がそろそろ怒り出すとびくびくしていたようだけど、私のそんな態度に安心したのか、ほっとしたようにお買い上げ。
時間が遅かったため、また近くの店にお直しに出すことにしたのだった。

で、直したヤツが今日取ってきたコレなわけよ!

この激安ジーンズ競争のご時勢に、高いこだわりのジーンズ。(つっても、極端に高いわけじゃナイけどね)
しかも、お直しも仕上がりが気に入らなくて、何回か出したりしてさ。

「すいませんねぇ♪」とゴキゲンにへらへらしているハルトくんを、ジーンズ道楽と呼ぶことにする。
そろそろ、イイ加減にしとけよ?