寒い間は花の水やりもひかえていましたが、少しずつ晴天が続くと水やりも始めなく
てはなりません。私が自分で植えた花はチェックするんだけど、おばあちゃんが植えた
花までそうそう覗きはしないのですが・・・。ヒョイと見たら小さな花がかたまって
咲いていました。クロッカスです。私が気がつく前に咲き始めたらしく、誰かに気づい
てほしかったんだろうと、そんなことを思ったりしました。この花は好きです。
おばあちゃんが責任をもってもっときちっと管理すればと思うんだけど。
昔、高校生の頃でしたか少女漫画雑誌『りぼん』を毎月買っていました。和歌山の
片田舎に住んでいた私達にはマンガの中の都会の風景が、こりゃまた「うわぁおしゃれ
なんだ、東京」という思いでいっぱい。当時はちょうど自分たちと同じ年代の女の子が
主人公のマンガが多く、そのマンガの世界がとても新鮮だった。その中にクロッカスの
花が出てくるマンガがあって、私はコミックを買った。それがこれ。
『クロッカス咲いたら』 内容はもうほとんど忘れたけど、表紙のイラストの窓のむこ
うに立つ大学生「安積聡介」、私はこの大学生に憧れたのだな。主人公の女の子を
差し置いて・・・というか、当時の女の子はとても消極的で遠くから見ているだけで
ドキドキしたりメソメソしたり、片思いの渦がグルグル回っている、今思うと
今どきの小学生でももっと積極的やん!とはっぱをかけたくなります。ラストはだいた
いハッピーエンドなんですが、大学生と高校生の片思いみたいな話だったな。
左の『おしゃべりな瞳』も好きなマンガ家だった陸奥A子のコミック。こちらの
マンガに出てくる少年少女はアイビールックの子たちで、それも田舎じゃ見られない
ファッションで、街の高校生はこんなにおしゃれなのかと想像したわん。こちらは
高校生の男の子と女の子の話で両想いなんだけど、なんか大学受験を前にすれちがう
ことが続いて・・・って話だった。男の子はカメラ好きで表紙は主人公の女の子
を写したというシーン。これを描いた二人のマンガ家さんももう60歳くらいには
なってるなぁ。この二冊を探していたら出てきたのがこちらのコミック。
これは大阪に出てきて学生寮にいた頃買ったコミック。この頃は、少女マンガも
読み~の、少年マンガも好きなのは読んだ頃。寮には少女マンガしか読まないという
人もいた。それがとても不思議に思えたんだけど・・・。『ヒットエンドラン』は
中学校の弱小野球部の話だけど、野球の話しかないけど中学生らしくて好き。学生時代
は7巻か8巻しか持っていなくて、十年くらいまえに大阪に行って「まんだらけ」で
残りを買い揃えたわけだ。息子たちには刺激的ではなかったらしく「あしたのジョー」
や「エースをねらえ」ほど期待されなかったなぁ。マンガ読みたいけど、なんか集中力
がなくて続きません。学生時代に少年マンガで『おれは鉄兵』というのと『おれは直
角』というのがあったと思う。私は『鉄兵』派だった。なのに内容は覚えていない。
最近、どこかの少年マンガで卓球部で壁に向かって素振りばかりやっていた少年がいた
のを思い出し、あれはなんというマンガで誰?と気になってしかたない。だんだん、
昔のことも忘れて行くようになってきたようで、焦ってます。きょうは、なにを言いた
かったのかわからなくなった・・・風邪かな・・・。クロッカスの花からマンガの話に
なってしまいました。