子供の頃から、川遊びが、大好き。
物心ついた時から。
毎年夏に、群馬県月夜野の祖父母の家に行き、親戚一同で、すぐ近くの利根川で遊ぶのが、定番。家からすぐなので、ほぼ毎日。
ほかに行ったところと言えば、東京の秋川渓谷。親戚や、父の友人らとキャンプなど。ここもずいぶん行きました。
あとは、埼玉の高麗川。ときどき行きましたね。初めてイモリを捕まえたのも、高麗川だったな。あとは、魚のつかみ取り大会があって、2番目に大きい鯉を私は捕まえました。持ち帰って育てたいと思いつつも、すぐに弱ってきたので、バーベキューで食べました。初鯉(!?)の味。
ほかには、多摩川とか。とにかく父が川好きだったし、その影響かもしれません。
さて、そんないろいろな川へ行った中で、一番あぶないと思ったのが、東京の秋川渓谷。
流れが、早いんです。
ある日、キャンプ明けの早朝、みんなで渓谷沿いを散歩。
途中、浅瀬を歩いて渡るところがありました。
小学校4年の頃だったと思います。まだほとんど泳げないころ。
ビーチサンダルが、浅瀬で脱げて浮かびました。割と早い流れなので、あっという間に流されてゆきます。
それを追いかけて走っているうちに、深みにはまってしまったのです。
そこからは、あっという間。
急流にどんどん流されてゆきます。立ち泳ぎで、頭だけは水面に出るようにしながら、ヤバい!と、全身に緊張感。
流れてゆく渓谷の風景、いまだに脳裏に焼き付いています。
秋川の特徴は、速さのほかに、深さ。水深は、結構深い所があります。足が、つかない。
一度潜って、足がつくかどうか試すも、全然つかず。
そこで、浅い岸の方へ何としても近づかなければ、と、考えました。
ほとんど泳げない私でしたが、水の中はそれほど怖いとは思っていませんでした。これは、もっと小さいときから川遊びをしているし、学校のプールも嫌いじゃなかったのが幸いしたのかもしれません。
そして、かなり下流まで流されたころ、ようやく足が少しつくところに出ました。そこからは、渾身の力を振り絞って、岸に向かって犬かき。
とうとう、岸につきました。
大切なのは、慌てないこと、なのかもしれません。慌てないためには、事前の心構えも大事ですね。(私の場合は、川に少し慣れていたことが幸いしました)
まだまだ夏は続きます。気を付けながら、自然を楽しみましょう。
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