ちいちゃんのひとりごと

ちいちゃんのひとりごとを勝手気ままに書いています。

縫物をしている時は無になれる

2024年05月20日 | 介護
基本手縫いで縫物をしている時は無になれる。
一針一針心を込める。
下手でも真心です。
習ったわけでもありません。
自己流です。
母の縫いものを見て育ちました。
浴衣や単衣のウールの着物やウールのアンサンブルや半纏は母の手縫いでした。
母は半年間の速成科の洋裁学校を出ているので、ブラウスやワンピースなどもミシンで縫えました。
中学校の家庭科のブラウスを母が仕上げてしまい、先生にバレて私の家庭科の成績が悪かったこともありました。
小学校の臨海学校で着て行ったワンピースが母の手作りでした。
クラスの子が同じものが欲しいと言ったのに断ったのを覚えています。
母は布団店の下請けの仕事もしていたので丹前や掻い巻きも縫えました。
私のお人形の浴衣も作ってくれました。
高校を卒業するときに和裁の専門学校に行きたかったのに反対されて就職をしました。
そのころ練馬にあった吉井式という和裁の専門学校か、渋谷の清水ときに行くつもりでした。
もう、この歳で和裁を習う気はありません。
しかし自己流と言えども手縫いは楽しいですね。