まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

9月のお菓子レッスン☆ヘーゼルナッツのタルト(寄り道つき)

2014-09-06 15:10:07 | お菓子作り


ヘーゼルナッツの存在に気づいたのはいつだろう?

海外のチョコレートバーかなんかに、入ってたのを食べたのがはじめてだったような気がする。

大人になってからなのは、まちがいない。

対して、小学生だった娘が、わたしの習ってきたケーキを食べて
なんだかものすごいヘーゼルナッツ狂になったことは、
やっぱりいろいろよくなかったかなあ、と思われる。

世の中にあまたある、おいしいものを
少しずつ知っていくのって
人生の楽しさなのに。早いよ。もう。


今日のタルトは、シンプルな構成ながら
それぞれのパーツのアクセントが重なりあって
完成度の高い深みのあるタルトになっている。


シュクレにはコンパウンドオレンジ、
ダマンドにノワゼットローストペースト、
ガルニチュールのナッツは
ローストしたのち皮をむいて
糖衣がけ。


大きな銅ボールに
ほんのすこしのお砂糖と水、バニラ。
火にかけて煮詰めたら
ナッツをいれて
木べらで混ぜると
ねとねとの塊になったナッツが
ある瞬間からぱらぱらと
ひとつぶずつ真っ白なお砂糖に
コーティングされていく。

手触りは、でん○○豆。
あれ、たまーに食べたくなるんだよね。。


そしてすべてのパーツに
かならず使われている
シナモンパウダー。
統率をとる役目。えらい。


試食のとき、六分の一は多いかと
おもったのだけど
やっぱり食べちゃった。


そして
レッスンのあとは
旅するコンフィチュールさんの
オープンハウスへ。



横浜産幸水梨のコンフィチュール、
初お目見え。フルーティ!
店主の克美さんとのお喋りが楽しく
はじめましての他のお客様とも
いっしょになって盛り上がっちゃうんだよね。
美味しいものが好きなひととは
みんな仲良くなれる気がする。

そっか、ほんとにたくさんの
美味しいものがこの世にあるんだな。
もしかしたら、一生出会えずおわるものも
あるのかもしれない。

仕方ないから、梨ジャムも
わけてあげるよ、娘。









あこちゃんのアイシングクッキー

2014-09-02 18:20:03 | 日記


「これ、このまえのお礼です!」
と、あこちゃんがにこにこして
くださった箱には



こーんな美しいクッキーが!

しかも、よく見ると
ロードレーサー三台



スポークのいっぽんいっぽんの
細さ!
ちゃんとハンドルがドロップしてる!



しかも、型は手作りだそう。
なにからなにまで、感激した。

あこちゃんにはじめて
お会いしたのはたぶん
お菓子教室のイベントの
お食事会だとおもう。
4年は経つかな。もっとかも。

レッスンでご一緒したことは
二、三回しかないけど

あこちゃんは生徒でもあり
キッズクラスの講師であり
イベントスタッフであり
先生の監修のレシピ本の
手タレでもあるので
様々なところで
お会いしており

会うたびにその才能と
かわいらしい容姿と
国の天然記念物級のナチュラルさに
惹かれる。

どこにいっても、すぐに
お教室ができる!と
松本先生が太鼓判おして久しいが
いよいよ来月から
アイシングクッキー&シュガー教室
acoruneをオープンされるとのこと!

わたしも教えてもらえるかなあ。。

ところで
こんなすごいお礼をいただいたのだが
そもそも差し上げたのは
カレーのスパイス数種をすこしだけ。。

申し訳ないので
こんどは瓶で持ってくね!

日曜日が待ち遠しい。

2014-09-01 21:27:06 | 日記


レースを二週間後に控え
山中湖へ遠征するムスメのために
(と、書くとなんだかえらく仰々しいが)
早朝から珈琲を落とす父親。
昨日、たくさんの方に美味しいと
おっしゃっていただいて
すっかり気分はバリスタ?
いや、それよりも
かいがいしくアシストしていたムスメへの
感謝の気持ちなのかもしれない。

対するわたしは眠気に朦朧としつつ
お相伴にあずかり、
ムスメを送り出し、
しばしうつらうつらしたのち
ふらふら起き出す。

さあ、今日はなにしよう?
の時点で、朝9時。

ミンカ、いこうか!
マリアちゃん連れてってあげるのの
下見ね!
と、だんなさま。

・・・だいぶ言い訳っぽいが。

勇んで出掛ける。
北鎌倉まで一時間はかからない。
あとひと駅、というところで

「ざんねんなお知らせです。
到着時間が早すぎました。」

というわけで、
本日のスタートは
石かわ珈琲さんから。



中深入りのあじさいブレンド。
軽やかさもある酸味、
そうはいっても土台はしっかり。
きたかまロールはふんわりしっとり
卵と粉の味わいがあたたかい。

居心地のよいお店に
少し未練のこしつつ
本命の開店にあわせて退出。



今度はゆっくり来ます。


線路の反対に出て、しばし歩く。
相変わらず、隠れるように
佇む目印。



お目当ては、お弁当箱。


少し時間かかりますよ、と
お店のひと。
あのおいしさのためになら、待てます。



夏野菜をふんだんに使ったおかず。
焼きナスときゅうりのサラダには
クミンが入って香りよい。
ぱりぱりの春巻き。エリンギがおいしい。

カウンターで、お店の人が
くるくる働いているのを
見ているのが楽しい。
ついたてのむこうで、
店主(華奢な女性)が操るフライパンの
先の方だけ見えるのもおもしろい。

途中、道に迷ったとおぼしき客から
電話があったが、
えーっと、なんていったらいいかしら、
などとのんびりしてる応対。
隠れ家的というより
隠れたがり屋なのかもしれない。

食後にお茶も飲んで、ゆっくりしてから
鎌倉まで歩く。


線路わきの花はもう、秋の風情。

八幡さまの界隈までくると
さすがに人が多くなる。
小町通は相変わらず
ひとにぶつからないで歩くのは
とても難しい。

5月に焙煎豆をわけていただいた
カフェBeeさんは
とても長い夏休み中だった。

せっかくなので
さらにカフェ梯子。

ヴィヴモン・ディモンシュ
舌を噛みそう。
そして、何回きいても
意味を忘れるので
今回は日記のタイトルにしてみた。


日曜日が、待ち遠しい。



本日最初の、行列。
前の二つは、開店同時だったので。

パナマを注文。南国フルーツみたいな
甘い香り。すごいなぁ、ほんとに。

お店のなかには、小さな子を連れた
若い家族も目立つ。
すぐとなりには、ボーネルンドもあるしね。

和菓子好きなムスメに、うさぎまんじゅうを買って帰路につく。

この週末もよく遊びよく食べた。
また一週間がんばって働こう。