まくとぅーぷ

作ったお菓子のこと、読んだ本のこと、寄り道したカフェのこと。

3月のフランス菓子研究所 タルト・フリュイ・セック

2019-03-02 13:28:21 | お菓子作り


ところでみなさん、フィグは黒派ですか?
それとも白派ですか?

フランス菓子の生徒さんには黒派が多いようです

わたくしあまのじゃくなので白派です

長年やってるとすききらいがバレバレなので

ちかさん、ブリゼですってよ、だいじょうぶ?
ちかさん、ピスターシュですってよ、どうする?

と、様々お気遣いいただきます

だいじょうぶですよー

今回は生クリームと蜂蜜を
いいかんじに煮詰めるのが
ポイントです
そしてそこに
オレンジフラワーウォーターという
オレンジのお花から採った
香料を入れます
これがとても効くのです

ころころにカットした
黒フィグとプルーン
ピスターシュ
ラムレーズンを
空焼きした薄いブリゼに
敷き詰めて
煮詰めた生クリームをかけ
焼くこと18分

ふつふつ沸いてる
ブラウンクリームカラー
のぞいてるフィグのかんじが

キノコクリームグラタン

みたいねー
と評判です

ねっとり蜂蜜の風味
オレンジが華やかに調和して
ドライフルーツの奥行きと
ピスターシュのアクセントが
とても素敵なタルトです

今日の試食の話題は
美味しい(おいしくない)
ケーキやさん

デパートの地下で売ってる
イチゴショートなんかの
クリームが純白なのは
純生クリームじゃないから
ですし
でも、まっしろくなきゃ
売れないから
コンパウンドいりなのです
それって不思議だなー
そもそも、世の中には
コンパウンドいりの
あの味が
ケーキのクリームの味だと
信じてるひとが
たくさんいるのかなー

美味しいケーキ食べたかったら
じぶんですきなように
作るのがいちばん早いかも
しれません

作るのめんどくさいひとは
大和にいって
atelier 結心さんで
買ってねー(*^^*)

松本先生、ご一緒したみなさん、
楽しいレッスンありがとうございましたー