高島礼子、上戸彩。これらの女優は、テレビ画面に映っている時、顔は知っていたが名前が思い出せなかった人たちだ。思い出せないままでいるのは不愉快なので手近のスマホで調べる。出演ドラマ名、コマーシャル名等の語句を手掛かりにwebで検索して思い出す。
今回に限らず、最近有名人の顔は覚えているが名前の思い出せないことが多くなった。
認知症というのはまだ該当しないと思うが、認知不能という言葉があるならそれに該当するのかなと思っている。
しょうがないことと思いながらちょっと悲しい。
車でガソリンスタンドの前を通ったら1リットル92円との看板があった。3ヶ月ほど前は140円だったのに。
産油国同志の生産調整の協議が決裂したことと、コロナ感染拡大による世界的な行動規制で原油がだぶついているようだ。特に卸売りの業者にとっては保管料に多大な軽費がかかり大変だという。そのため貯蔵量を減らすためにお金を払っても購入して貰うということだが本当だろうか。
私は自宅周辺を乗るだけだから1ヶ月1,000㎞も走らないのでガソリン値下げの恩恵はない。だが、値下げを大歓迎する人も多いだろうから世のためには大変よいことだと思う。
それにしてもコロナ感染拡大は早く収束して欲しい。
コロナ肺炎で亡くなった女優・岡江久美子さんの特番が放映された。朝の長寿番組「はなまるマーケット」を中心にした特番だった。
柔らかい口調、自然の笑顔、母親のような優しい雰囲気、嫌みのないアクション。恐らく家庭生活でもこのような雰囲気だったろうと想像される。このテレビ放映を家族が見ていたら堪らなく辛いだろうなと思う。
今までに自分側、妻側の両親を送っている。親に逝かれることは勿論悲しいが、それほど長い日を待たずに懐かしい気持ちで思い出すことができる。
妻に逝かれることは思い出に昇華することはあるのだろうかと思う時がある。
2年前、肺がんで妻が亡くなったが、思い出という安らぎでなくその哀しさ辛さを今でも引きずっている。
今だに妻の写真をゆっくりみることができない。
岡江さんのご主人の気持ちもいかばかりかと想像できる。
