前回の入院でもそうだが、今回の入院(先日退院)でも「せん妄について」というチラシが病院より渡された。せん妄の症状の説明と家族の接し方等が書いてあった。
そのせん妄は、亡くなる2ヶ月前の妻にも現れていた。7年前のことだ。仰向けに寝ているベッドで胸元の手は野菜を刻む動作をしている。何をしていると聞くと、料理をしているから夕ご飯もう少し待ってと言う。その様子を思いだすとやりきれない気持ちになる(日記7月・平成29年7月24日)。
話変わって、私の入院治療は点滴とリハビリだ。読書をしたり音楽を聴いたりしていることが多い。音楽はイヤホーンを使っているが、仰向けに寝ながら腕を振ったり指先で布団を打つようにしたりしてリズム取っている。
この仕草を離れたところから見れば、せん妄の状態とかん違いする人がいるかもしれない。それに気づいた時体の動きは止まっている。
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