舗道を歩いている時、対面より近づいて来る人が、必要以上に大きく避けているような気がした。
商店のガラス窓に映る自分を見ると20㎝か30㎝身体から離して杖を突いていた。対面から来る人はその杖に触れないように私から離れてすれ違っていたのだ。
定期的に持病の入院治療(点滴)を受けているが退院後1ヶ月ほどで治療効果が薄れてくる。そのため痺れやふらつくことが多くなり身体をしっかり支えようと外側に杖を突いてしまうようだ。それも杖は利き腕で持たないと不安になる。
だが、この杖の突き方を変えなければと思う。使用しているのは1本杖だが体を預けるようにして使うのは転倒の恐れがある。これからは身体のバランスをとることと歩行のリズムをとることとし体側より離さず軽く突くようにしていきたい。歩行距離を伸ばすことは考えずに休む回数を増やすことにする。