山行き等でエッセイストが道案内するテレビ番組を時々みる。芸能人等の案内よりその時々のコメントが洒落ていて私は好きだ。
先日、信仰の山としての白山を紹介するテレビ番組の道行の案内は矢部華恵というエッセイストだった。北陸地方に聳える白山には「祈りの道」があり、その一つの美濃禅定道の山行きだ。行程が始まってすぐ「阿弥陀ケ滝」がある。まだ先の長い道のりで白山の山影も見えない。激しく落ちる滝をみての感想である。
「まだ白山は見えてないが、見えない向こう側からこんなにも水が潤沢に出ている。このような景色をみると自分が見えてるもの全てじゃないよって言われてるような感じがする。この先の世界、人間には逆らえないすごい力があるよって感じがする。」
「まだ白山は見えてないが、見えない向こう側からこんなにも水が潤沢に出ている。このような景色をみると自分が見えてるもの全てじゃないよって言われてるような感じがする。この先の世界、人間には逆らえないすごい力があるよって感じがする。」
このような感じ方もあるかと勉強にる。
そして、これは案内者エッセイストの話したことを書言葉したものだが、今の時代、話したことを書言葉にすることが簡単にできる。この方法については次回。