ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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遊煩悩林現神通

2008-01-22 15:06:12 | 呟き
最近お気に入りブログを見つけた。
「唯吾足知」を調べていて見つけたブログなんだけど、イラストなんかもスンゲー可愛くって、人目でファンになってしまったのだ。
浄土真宗のお坊様のブログで、本当にいろんな事に気づかせてくださいます。
ただいま過去に遡って日記を読んでいる中なんですよ。(おかげで仕事が手につかない^^;って、ダメダメやん!!!)



そこで見つけた言葉。
親鸞聖人様がお名前の一字を頂いたと言う中国の高僧、曇鸞大師(どんらんたいし)様という方のお言葉です。


「遊煩悩林現神通」(ゆう ぼんのうりん げん じんずう)

言葉の意味は、
「お念仏を唱え極楽に往った人は仏様のお姿となり、煩悩の林(私達の今いる世界)で、遊ぶようにその神通力で衆生を救う立場になる」
ということらしい。

人は死んだ後、極楽へ必ず行ける・・・というのが浄土真宗の教えで、そこで言われる極楽って言うのは、光に包まれてのほほんと楽しく過ごす場所ではなく、人を救うことを第一の喜びとしている場所なのだそうだ。
煩悩の森で迷える(もしくは迷っていることさえ解っていない)我々を、導くことを無常の喜びとする。
死んだって楽にならない。むしろ、救わなければいけない人がワンサカいて、バリバリ働かないといけない。
でも、それが喜び。

死に挑み、人はその恐れを拭うことは出来ない。
ただ、死後、浄土へと赴いた魂は仏と姿を変え、一番楽しい事をするんだって。


昔の浄土真宗を信じる人たちは、死に際し、恐れを抱きつつも「忙しくなるぞ」って思われたとか。
だから遺族は死に行く身内に不安を抱えながらも、お葬式にはお赤飯なんかを炊いちゃって見送ったんだそうな。本当の意味で、生きている私達を救える立場となる故人を。


なんだかね、考えさせられるというか、なんと言うか。。。
とりあえず、大好きな人やご先祖様が、自分を導くために仏様となって近くにいらっしゃる・・・って思えるのが嬉しいなぁなんて思って、この言葉を読んだオイラなのでした。





仏教とは、「人は仏になる。そのための教え。」と言うことらしい。

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2 コメント

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そうだったのか (Betty)
2008-01-23 00:38:15
>大好きな人やご先祖様が、自分を導くために仏様となって近くにいらっしゃる・・・

ありがとう
ひーちゃん、だから守って助けてくださってるんですね。

お仕事中に自分磨きもちゃっかりこなしていらっしゃるんですね。
うらやましいで~す。
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お返事 (Bettyさんへ)
2008-01-23 12:44:55
この場合の「ありがとう」はお釈迦様に^^

仕事中・・・自分磨きって言えば聞こえ良いのですが、おサボリマンなオイラなのでした^^;
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