ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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アイーダ×アイーダ×アイーダ その2

2009-10-21 09:03:18 | 舞台関係
王家に捧ぐ歌 その1 投稿者:峰 投稿日:2005/02/07(Mon) 10:59 No.1707
行ってきました。ヅカ版アイーダ『王家に捧ぐ歌』
ディズニー版とはまったく話が違います。今回はそんなお話をつぶやくぞ。

幕が上がるとそこは墓場(だと思う)。アイーダの兄たちエチオピア人の亡霊やエジプト人が「アイーダの言ったとおりだ」と悔やんでいる。なんか。エリザベートみたい。。。と思いつつ見る私。
そして黄泉の国から、アイーダが生きた時代へと場面が変わる。すでにとらわれ人となっているアイーダ。アイーダがエチオピアの王女であることは皆が知っており、ラダメスは捕らえた時からアイーダに心を寄せ、アイーダもラダメスの事が好きなのだ。既に相思相愛。アムネリスに割り込む余地は無し!
アイーダはラダメスの奴隷であり、アムネリスの奴隷ではありません。ラダメスに心を寄せるアイーダに、エチオピアの奴隷たちは強く反発。はっきり言って裏切り者扱いです。アムネリスの恋路を邪魔しているために、アムネリスの侍女からも苛められます。こちらのアイーダは女性的で弱々しいです。やられたらやり返せ!ってポリシーのヌビア人とは思えません。

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王家に捧ぐ歌 その2 峰 - 2005/02/07(Mon) 11:15 No.1708


唯一アイーダが信念を持って訴え続けるのが「戦いは新たな戦いを生むだけ。」という言葉です。
ラダメスはやがてアイーダのこの言葉に感化され、戦いによって結束を固めていたエジプトに「平和」をもたらそうとします。平和による統治。エチオピアを戦いで圧した後、王族をエジプトに留めることでエチオピアを開放することを戦いに勝利した褒賞としてファラオに懇願します。そしてその願いは聞き届けられます。しかし、そこに悲劇が潜んでました。
アイーダはヌビア人っぽくない気質の持ち主でしたが、父王アモナスロや兄たちは決してエジプトの平和統治に組してなかったのです。自らがエチオピアを治めんがために、ほう起企てます。
アイーダに心寄せるラダメスと、ラダメスと共に生きたいアイーダを利用するのです。
アイーダはファラオの身辺警備が手薄になる時を聞き出す代わりに、国という足かせからの自由を要求します。
共に生きるため、互いの国を捨てる決意をしたラダメスとアイーダ。しかし、アイーダとラダメスが逃げるのを待ってからファラオを暗殺すると言う約束を違え、エチオピア人はファラオを暗殺してしまいます。

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王家に捧ぐ歌 その3 峰 - 2005/02/07(Mon) 11:42 No.1709


何処からファラオの身辺警備が手薄になる時期がバレたのか。エジプト兵士たちがざわめきます。その中でラダメスだけが心当たりがあるのです。自らの裏切りを告白するラダメス。ファラオが暗殺されたために、国を統治することとなったアムネリスが一番初めにしなければいけなかった事は、エチオピアの全滅と愛するラダメスを捌くことだった。
強大なエジプトの力の前にエチオピアは全滅。そしてラダメスの処刑の時が近づく。。。アムネリスがアイーダへの愛を打ち消せば、脱走させる。あなたを助けたい、と願っても「世の中の何を持ってしてもアイーダへの愛は変わらない」とラダメスの心は変わりません。
処刑の刻限になりました。
裏切り者は地下へと埋められ、一生陽を見る事が出来ません。
アムネリスは国民への手前、愛する人の死を悲しむことも出来ず、一国のファラオとして裏切り者の処刑を断行します。
地下のラダメスは真っ暗闇をさまよいます。地上にあった全ての光を失ったのです。富も未来も。しかし、その闇の中に彼は一筋の光を見つけます。自分の命を賭しても守りたかったアイーダが生きている。この一筋の光だけで満足であると。。。
そこに、アイーダの声が。アイーダもまた、ラダメスと共に何処までも一緒にいる決意をしていたのでした。地下への穴が閉じられる前に地上を捨て、ラダメスの元へとやってきていたのです。
暗闇で二人は固く抱き合い、今二人が出来る唯一の事、『平和への祈り』を行います。
少しづつ近づく死を前に二人ははっきりとアムネリスの声を聞き取ります。
「戦いが終わることはないでしょう。しかしエジプトはわたくしが生きている限り、戦うことはありません。」
安らかな時が二人を包み、FIN。

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感想。 峰 - 2005/02/07(Mon) 11:50 No.1710


1.節々にエリザベートを感じた私。友達に言ってみた。「エリザみたい」友達の返事「音楽監修がおんなじ人や。せやからアレンジが似てるんちゃう?」「そうなんや~^^(スッキリ)」

2.アイーダが女らしいなぁ。ってか、民衆に崇拝されてた四季のアイーダとは大違いやなぁ。四面楚歌やもん。味方はラダメスおんり~。それに引き換え、アムネリスは強いなぁ。四季のアムネリスは苦労知らずのいかにもなお姫様やったけど、こっちは同じ苦労知らずでもかなり強いでぇ。

3.四季版はアムネリスとアイーダとラダメスの心の成長を描いてるけど、ヅカ版はもっと国のあり方とかそういった部分にも触れてるよね~。

以上3つにまとめてみました^^
(過去に持ってたHPのBBSより転用)

初めてヅカ版アイーダを見た時の感想です。
今、読み返しても「うーん。そうだったね」と思える要約と感想です(笑)

さて、次回は梅芸版アイーダの感想を書いてみましょう。

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